ものづくり事業部

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執筆者:山崎 登志雄

5月次例会のお知らせ

ものづくり事業部のみなさん
 WindowsXP対策もあって、新しいPCに代えて以来、苦戦していましたが、ようやく慣れてきたようです。
 さて主題の件、例年だと総会のある月なので、月例会はなしでしたが、今年は総会と成功塾が31日
と遅くなったこともあって、4月例会で確認しましたように、5月17日(土)10:30~12:30、第1会議室で
行います。
 月例会での検討内容は添付ファイルのとおり、総会を先取りして平成25年度事業報告と平成26年度
事業計画を主題にします。
 しかし平成26年度事業計画の記入者欄にもあるとおり、今年度から遠山さんに事業部リーダーになっ
ていただきますので、遠山さんのもと、具体的な活動方針をどうするか、議論しようという重要な課題も
ありますので、万障繰り合わせのうえご出席ください。
 いつものことながら、御面倒でも出欠のご予定をおしらせください。
 
          山﨑登志雄

成功する企業はベストコストをつくり込む(34)

6.コストはデザインできるのか 

6-1 コスト形成の根源は 

● コストを創りこむ工夫
 本書の主要課題であるベストコストは、筆者の造語です。連載第1回目に明言したように、1995年(平成7年)日刊工業新聞社『月刊工場管理』誌の2月号(Vol.41 No.2)に『低コスト体質を身につけ“ベストコスト”をつくり込む』という3回連載の投稿記事で初めて使用した用語です。
 本書でいう『ベストコストをつくり込む』は、いわばそのときから20年も暖め続けた概念です。たしかに世の中が激変し、経営環境も変化している中で「20年前の概念が通用するか」との疑問は尤もです。が、会社がいつまでもローコスト体質を築き続けなければならない事情は、まったく変わっていません。
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成功する企業はベストコストをつくり込む(33)

5.VA・VEの王道を探る 

5-13.お知恵拝借、業者VA 

● 結果の利害は違うはず
 ベストコストの達成に、どれほどの効果があるか分かりませんが、よく聞くのは業者VAという手法です。インターネットによるオークションではありませんが、取引業者にVA提案をさせる方法です。が、この考え方に筆者は、基本的に反対です。
 その理由は『親会社』たる自社と、『子会社』とか『納入業者』とか弱い立場の企業との間で、本質的に結果の利害が相反するからです。
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成功する企業はベストコストをつくり込む(32)

5.VA・VEの王道を探る 

5-12.ドキュメントの訂正で完結 

● 合理的思考の理に適う
 VAアイデアがVE業務によって製品化商品化されると、最後のプロセスは『ドキュメント類の訂正』です。VEは『現有製品』に改善を加える業務ですから新製品開発と違い、VE業務の締めくくりは、改善結果をドキュメントに反映させることです。
 ドキュメントつまり記録類とは「紙に書き残された」または「電子ファイルにメモリーされた」すべての製造資料のことです。ですからドキュメントへの反映は、これまであったドキュメントに『差し替え』『再編成』などの形式で訂正し、整理することです。
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成功する企業はベストコストをつくり込む(31)

5.VA・VEの王道を探る 

5-11.IE手法が前提のVE 

● 生産数量の見通しを立てる
 前号で述べたように、作業を機械化して生産性をあげてきたVEの歴史は、将に人類が取り組んできた産業史そのものだといえます。
 機械化はプラント産業のように、『同一製品』が繰り返し生産されなくても、『同一の作業』が繰り返されれば、採算の可能性は大いにあります。同一作業がどれくらい繰り返されるか、機械の『使用回数』『使用頻度』は、かなり長期間にわたって予測がつくからです。
 また、よほど陳腐化した技術でないかぎり、共通化を進めることによって、作業量が確保できる見通しもつくわけです。
 ですから生産数量の予測は、その機械で生産する商品の需要予測だけではありません。VE改善のための経済計算で必要なのは「機械側からみた」個別の作業量を、予測することです。それによって正味利益の計算が可能となり『設備投資の意志決定』ができるわけです。
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事業部紹介

ものづくり事業部では単に製造業に限らず第一次産業でも第三次産業でも、人々の生活を豊かにする「ものづくり」機能全般にわたって企業支援をいたします。
「ものづくり」は単に、物財の製造だけを指しているのではありません。私たちは、人々の生活を豊かにし、企業に付加価値をもたらす財貨を産み出す総ての行為こそ「ものづくり」だと捉えているのです。
ものづくりの原点にかえって、それぞれの企業に適した打開策をご相談しながら発見していくご支援には、いささかの自信があります。

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