経営承継事業部

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月別アーカイブ:2012年 11月

これで万全!経営承継・虎の巻(第47回)

経営承継は中小企業の経営者にとって避けては通れない大きな経営課題です。
経営承継事業部では円滑な経営承継のお手伝いを致します。


━━経営承継事業部からのお知らせ━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆2012年特別企画のご案内◆

 経営承継事業部では,ご好評により第2回10ヶ月連続「経営承継ミニ・セミ
 ナー」(無料)を2012年3月より時間帯を変えて開催します。

 ■経営承継ミニ・セミナー(無料)
  ▽開催予定概要(第10回:経営者の勇退と経営承継の重要性)
   日 時:平成24年12月13日(木)17:00~18:30
   場 所:mio新都心5F(新都心ビジネス交流プラザ)
   申込み:下記より申込書をダウンロードしFAXでお申込み下さい
    ※申込書のダウンロードは「ミニ・セミナー申込書」をクリック して下さい。

 ■経営承継相談会(無料)
  経営承継の課題は個別企業により異なります。中小企業診断士が、中小企
  業の皆様の経営承継に関する様々なお悩みに対し、じっくりとご相談させ
  ていただきます。ご希望の方には経営承継診断書(簡易版)を無料で作成
  いたします。お気軽にご相談下さい。
  詳細は「経営承継相談会」をクリックして下さい。

  こちらから相談会申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAXでお申込み下さい。

  お問い合わせ → 経営承継事業部


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■これで万全!経営承継・Q&A

「経営承継とデューデリジェンス(精査)」(回答者:高橋 利忠)

<Question>
最近よく「デューデリジェンス」(精査)という言葉を耳にします。M&Aの場合
によく使われるようですが、私は会社の売却(M&A)までは考えていません。
どのような場合にデューデリジェンスが必要なのでしょうか。会社を売却する場合
だけに使われる用語と考えていいでしょうか。

<Answer>
「デューデリジェンス」(Due Diligence)とは、事業の価値やリスクを調査
することを指す用語です。近年はM&A案件が増えており、耳にすることが多
くなっています。(DDと略すこともあります)日本ではM&Aでよく使われ
ますがそれだけでなくプロジェクトの収益性やリスクなど広く使われる用語で
す。

1.どのような場合にデューデリジェンス(精査)が必要か

 M&Aで企業を買収する際、企業価値は将来の収益を見越して算定されるケ
ースが大半です。予想しうるリスクを予め確認しておかなければ、算定した企
業価値を実現できず買収に失敗してしまいます。そこで事業の価値やリスクを
あらゆる角度から調査し、調査結果をもとにして企業の価値を価格算定します。

M&Aに限らず、後継者に経営承継する場合にも、自社を冷静に分析すること
は大切です。自社の事業の価値は知っているようで意外と知らないものです。
経営承継は自社を振り返る絶好の機会です。経営承継の機会にデューデリジェ
ンス(精査)を行うことは意義があると言えます。

2.デューデリジェンスで何を調べるか

一般的にデューデリジェンスでは、
 ①決算内容(会計デューデリジェンス)
 ②税務内容(税務デューデリジェンス)
 ③契約内容(法務デューデリジェンス)
 ④事業内容(事業デューデリジェンス
などを調べます。

 ①~③では、適切な会計処理・税務処理をしているかどうか、簿外負債など
がないか、契約によるリスクなどがないか、といった視点で分析をします。
 ④では、経営基盤が今後も安定的に推移できるかどうか、分析します。

3.事業デューデリジェンスで課題を明確に

 自社を取り巻く外部環境から機会になるもの、脅威となるものを明らかにし
ます。また、自社の経営資源(ヒト・モノ・カネなど)から強みや弱みを明ら
かにします。中小企業においては社長の力量に負う部分が少なからずあります。
社長が経営をバトンタッチした場合の問題点を明確にし、早期に課題解決を図
っていくことが経営承継で重要になります。


経営承継成功事例 第2回 大塚プラスチック工業様

企業名 大塚プラスチック工業(株)
面談者 大塚輝之代表取締役社長

 

 

面談日 平成24年6月18日                                                         経営承継事業部担当名 佐藤 節夫

【ヒアリング項目】

1.現社長の経歴

  社長歴 4年(社長就任 平成20年7月 当社2代目)
  前社長との関係:長男

  社長就任までの職歴  社外:社外職歴なし
                      社内:21歳の3月入社以来、製造・技術・営業を経験し、
                      前社長の下、帝王学を学ぶ

2.経営承継時に新たに取り組んだこと、変更したこと

  1)社長就任の準備

   ■実施項目:①社内技術部立ち上げ 
           ②若手経営者塾(群馬工業振興課・プラスチック工業振興協会) 
           ③外部セミナー(機械メーカ主催)

   ■成果:①仕事の流れ及び社長業の意識醸成 
       ②業界ネットワークの展開
         ③最新技術情報・動向のキャッチアップ

  2)経営ビジョン、経営方針

   ■実施項目:前社長のやってきたことを踏襲・文書化

   ■成果:「会社案内」「ホームページ」の刷新

  3)経営戦略

   ■実施項目:承継時は仕事が順調で、受注をこなすので精一杯。
           2年ほど前より、新製品開発に取り組む。

   ■成果:DIP・蒸着の設備を導入し新製品開発し、                                                                                      全国中小企業団体中央会から、モノづくり中小企業製品開発等支援補助金を獲得した。                                                         何か新しいものをやっているというパフォーマンスの面で、得意先より評価していただけた。

  4)人事・労務

   ■実施項目:①従業員の高齢化に伴い、今後に備え定期新卒の採用 
         ②市場動向の激変に対応するため営業部新設

   ■成果:①社内が明るく活性化してきた                   
         ②新規得意先を開拓するための先兵として,経験者(50歳)2名を中途採用、今後に期待

  5)設備投資

   ■実施項目:①新工場建設計画中止(2008年リーマンショック影響)
         ②新製品開発に伴う設備(蒸着・DIP・・・・補助金活用) 
                     ③成形機更新(受注の変化に対応し小型→中型機)
                     ④3次元CAD導入

       ■成果:既存製品の受注が激減している中、新製品対応するためには必要な設備投資であり、今後に期待

    6)マネジメントシステムの構築

       ■実施項目:①ISO9001取得(2008年10月)
                       ②電算データ類の分散管理

       ■成果:①品質管理の切り口のひとつ                    
                 ②得意先の図面等の管理徹底

3.経営承継時に苦労したこと

   ■苦労した事項①
    ●社長業が分からなかった
    ●哲学とか確固たるものがない
    ●漠とした不安
    ●いつまでこの仕事が続くのか

   ■対応策①
    ○前社長との併走期間が長い方がいい
    ○3年ぐらいの期間があった

  ■ 苦労した事項②
    ●ヒト・モノ・カネでいえば、「ヒト」
    ●社長と従業員のモチベーションのギャップ

   ■対応策②
    ○どうやって従業員の能力を引き上げようかと力んでいた
      ○今なら、気負わない・自然体

4.経営承継成功の秘訣

   ■前社長との意思疎通
   ■前社長がいつまでも居続けず、手を引き、任せてくれたこと
   ■時の運、もし今だったら、失敗していたかも・・・

 

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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