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執筆者:長谷川 勇

センチメンタルジャーニー(7)「頭のリズム体操」

  

神戸勤務時代、レコード店にレジスターを販売した営業の紹介で、10%割引でレコードを購入できた。LP盤2000円の時代、毎月給料日にレコード店を訪問し、クラシック音楽のLP2枚を購入した。月々4000円の出費は新入社員の給料としては大きな出費であったが、徐々に手持ちのレコードが増えるのが楽しみでもあった。

神戸時代は、会社から三宮駅に帰る途中に神戸会館があり、当時流行の「労音」に加入して、朝比奈隆指揮の大阪フィルのクラシック音楽を楽しんでいた。と言うより、仕事帰りの疲れた神経を、心地よい音色が睡眠を誘い、終了の拍手で目を覚ますことも多かったように記憶している。

その後、福岡転勤となり演奏会場とは縁が遠きなり、魚のおいしい福岡では会社の同僚との夜の酒を楽しむ機会が多かった。飲み代が安くおいしく魚を満喫した。普段の給料に加えて転勤手当てが加わり、お金に余裕があった。会社の同僚に加えて、学生時代の山歩きの友人との再会、米軍基地のアメリカ人の友人との交友など、人生を最も楽しんだ時代で、レコードを楽しむ機会が少なくなった。

東京転勤・定年退職・コンサルタント生活と多忙な生活で、クラシック音楽と縁が遠い生活が続いたが、最近はユーチューブが身近になり、クラシック音楽を楽しませてくれるようになった。昔懐かしいリズミカルなピアノ曲、抒情的なバイオリン曲は、疲れた頭を休ませてくれる頭のリズム体操である。楽しみの復活である。

「税理」5月号の働きがい改革・虎の巻「ジョブ型雇用で働きがい改革」のご案内

令和5年の12か月連載「これで万全!働きがい改革・虎の巻」の5月号「ジョブ型雇用で働きがい改革」をご案内いたします。
日本のグローバル化は、製品のグローバル競走の段階から労務慣行のグローバル競争時代に突入しました。優秀な人材の越境争奪戦の時代です。テレワークの普及で越境勤務が可能となり、雇用慣行のグローバル化を促進しています。優秀な人材の争奪戦に打ち勝ち、人材の海外流出防止の為にも、大手企業やグローバル企業を中心にジョブ型雇用制度の導入が浸透し始めています。ジョブ型雇用制度の導入は、ほころびはじめたメンバーシップ型雇用制度での、「日本一人負け」の働きがい喪失への対応策でもあります。
掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」5月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)

<内容要旨>
1. メンバーシップ型雇用とは
2. メンバーシップ型雇用のメリット・ディメリット・限界
3.  ジョブ型雇用とは
4.  ジョブ型雇用のメリット・ディメリット
5.  メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用への移行
6.  各社各様のジョブ型雇用の導入事例
7.  人材版伊藤レポート2.0策定の背景・狙い
8.  人材版伊藤レポート2.0策定の概要
9.  ジョブ型雇用制度で人的資本経営を実現する
10.  働きがいを感じない従業員の意識改革をする

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「税理」5月号の働きがい改革・虎の巻「ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用」のご案内

令和5年の12か月連載「これで万全!働きがい改革・虎の巻」の5月号「ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用」をご案内いたします。
本連載は、株式会社ぎょうせい社発行の税理士向け月刊専門誌「税理」5月号(日本税理士会連合会監修)に掲載されています。

バブル崩壊の1990年代から続く「失われた30年」には、雇用調整による会社への信頼の崩壊、部下なし管理職に代表されるポスト不足による働きがいの喪失などにみられる年功序列・終身雇用の日本型雇用システムの限界が見られます。企業主導のジョブ・ローテーションによる受身のキャリア形成では専門家不足となり、グローバル企業に対抗できないことは明らかです。現状を打破する手段として、ジョブ型雇用への転換が注目されています。

内容要旨
Ⅰ メンバーシップ型雇用のメリット・デメリット
1.メンバーシップ型雇用とは
2.メンバーシップ型雇用のメリット
3.メンバーシップ型雇用のデメリット
4.メンバーシップ型雇用の限界
Ⅱ ジョブ型雇用のメリット・デメリット
1.ジョブ型雇用とは
2.ジョブ型雇用のメリット
3.ジョブ型雇用のデメリット
4.メンバーシップ型からジョブ型雇用への移行
5.各社各様のジョブ型雇用の導入事例
Ⅲ 人的資本経営・人材版伊藤レポート2.0を実現するジョブ型雇用
1.人材版伊藤レポート2.0策定の背景
2.人材版伊藤レポート2.0の狙い
3.人材版伊藤レポート2.0の概要
Ⅳ ジョブ型雇用制度で人的資本経営を実現する
Ⅴ 働きがいを感じない従業員の意識改革をする

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「失われた時を求めて」 (マルセル プルースト著)

 

 

 

 

 

 

 

 

定年退職を前に、無限に続くと予想される休日を想定して、時間つぶしに読む本として、マルセル・プルースト著「失われた時を求めて」を購入しました。しかし、読む時間を取れないまま時間は流れました。
最近書店で,偶然に吉川一義著『絵画で読む「失われた時を求めて」』(中公新書)を見つけて購入しました。176ページのうち、80ページ以上に小説に登場絵画がカラーの原画が紹介されています。

世界最長の小説としてギネスに認定され、「読了すれば自慢できる作品」と言われる難解な小説です。村上春樹氏も、途中で挫折したと伝えられている長編で難解な小説です。
小説の「量の多さ」に加えて、「20世紀を代表する小説」、「文学史上最も偉大な小説」として世界的に高く評価されている作品です。『絵画で読む「失われて時を求めて」』を読み、プルーストの教養の高さ・広さに圧倒されました。わたしの教養レベルでは、とても読書の対象にする小説ではないと実感しました。まさに、「読了すれば読者にとり自慢できる作品」と言えるでしょう。
定年退職して、永い年月が経過しましたが、結果的に「積読」の効用が得られたようです。難解な小説に挑戦し、教養不足で挫折して、貴重な人生の無駄遣いをしないで済んだようです。

「税理」1月号の働きがい改革・虎の巻「なぜ 今 働きがい改革か」のご案内

令和5年の12か月連載「これで万全!働きがい改革・虎の巻」の1月号「なぜ 今 働きがい改革か」をご案内いたします。
本連載は、株式会社ぎょうせい社発行の税理士向け月刊専門誌「税理」1月号(日本税理士会連合会監修)に掲載されています。

ものごとの本質的な問題を理解するには、他者・他社・他国との違いを把握して、違いの原因を追究することが有効です。従業員の働く意欲の低さをとっても、何と比較しての低さととらえるかによって対策が異なります。働きがいのような「意欲」の心理的な機微なテーマの場合、客観的な比較データが説得力を増します。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)

内容要旨
Ⅰ.日本は一人負けの国際比較
1.仕事のやりがいG7諸国との比較
2.管理職志向・出世意欲が低い日本人
3.現在の勤務先で継続して働きたくない

Ⅱ.働き方改革と働きがい
1.働き方改革実行計画の背景
2.働き方改革実行計画の9つのテーマ
3.働き方改革と働きがい改革
4.下がり続ける仕事のやりがい
5.従業員エンゲージメント国際比較
6.仕事のやりがいなぜ低い
7.今なぜ働きがい改革なのか

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事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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