経営承継事業部

カテゴリー:コラム

「税理」8月号 働きがい改革・虎の巻「人的資本経営」のご案内

令和5年の12か月連載「これで万全!働きがい改革・虎の巻」の第8回「人的資本経営」をご案内いたします。本連載は、株式会社ぎょうせい社発行の税理士向け月刊専門誌「税理」8月号(日本税理士会連合会監修)に掲載されています。
人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すための様々な人事施策や社員教育などの投資を通じ、そのリターンとしての「人的資本」の価値向上を図る。これにより中・長期的な企業価値向上につなげる経営の在り方とされる「人的資本経営」。
人事戦略面だけでなく、経営戦略、ステークホルダーや投資家に対する情報開示など様々な面で企業に新たな変革を促すものと注目されています。
今回は、「人材版伊藤レポート」の内容を踏まえ「人的資本経営」を進める中での、社員個々人の「働きがい」を創造する取り組みを提案しています。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 岩崎勝弘)

内容要旨
1.人的資本経営とは
 1)注目される背景
 2)人的資本経営と社員の視点からの働きがい
2.「人材版伊藤レポート」を受けた人的資本経営の進め方
 1)「人材版伊藤レポート」の狙い
 2)人材戦略に求められる3つの視点・5つの共通要素
3.人的資本経営を進め、社員の働きがいのある会社へ
 1)会社と個人の関係性の変化に留意
 2)経営戦略と人材戦略の連動の視点から
 3)企業文化への定着の視点から
 4)リスキル・学びなおしの要素から

詳細は下記をクリックしてください。

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世界遺産巡り④ 原爆ドーム

世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され,過去から引き継がれた貴重な資産」と定義され、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類があります。

今回は広島市にある世界文化遺産「原爆ドーム」を紹介します。

添付の写真は、広島サミットの1カ月前の4月に撮影したものです。サミットでは厳重な警備がなされていましたが、4月は外国人が大半を占める旅行客でいっぱいでした。
戦前は「広島県産業奨励館」としてチェコの建築家による設計でモダンな建物として観光名所となっていました。昭和20年8月6日8:15建物は爆風と熱線により全焼、館内の人は全員即死でしたが、爆心地に近く爆風を垂直に受けたため奇跡的に倒壊を免れました。「原爆ドーム」という名前は、建物の頂上が傘状になっている形から、「いつ頃からともなく市民の間から誰ということもなく自然に言い出された」と言われています。

2枚目の写真は平和祈念公園の原爆死没者慰霊碑ですが、献花台からは原爆ドームが見える配置となっており、石室には「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから。」と刻まれています。

あくまでも個人的な意見ですが、戦争の遺産を訪れた時にいつも思うことがあります。広島の被爆、長崎の被爆、東京大空襲などすべて民間人がターゲットとなり犠牲となっています。戦争に負けたからといって、何をされてもいいわけではありません。先般亡くなられた故坂本龍一は、生前に原爆ドームの前で演奏会を開き、非核を訴えています。自分への自戒も含め日本人はもっと声出していくべきだ、と感じました。

「税理」7月号の働きがい改革・虎の巻「ジョブ・クラフティングで働きがい改革」のご案内

令和5年の12か月連載「これで万全!働きがい改革・虎の巻」の7月号「ジョブ・クラフティングで働きがい改革」をご案内いたします。

企業は自律型人材を必要とする一方で、従業員は仕事にやりがいを求めます。

やりがいがあれば、それが生産性の向上に繋がります。

従業員が自律的に生産性を上げる方法の一つにジョブ・クラフティングがあります。

ジョブ・クラフティングの導入に伴い働きがいが生まれ、仕事の生産性が向上します。

生産性向上により、退職要因の一つである仕事の忙しさが改善されます。

本稿を参考にしていただき、人材の定着に繋げましょう。

掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」7月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 平出 重浩)

内容要旨

  1. ジョブ・クラフティングとは
  2. ジョブ・クラフティング注目の背景
  3. ジョブ・クラフティングの3つの視点
  4. ジョブ・クラフティングとワークエンゲージメント
  5. ジョブ・クラフティングの効果
  6. ジョブ・クラフティング導入のポイント
  7. ジョブ・クラフティング導入の手順

詳細は画像をクリック

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線状降水帯

   

冠水した道路(福岡県那珂川市2023.07.09:親族撮影)     氾濫した那珂川(親族撮影)

 

実況天気図(2023年7月9日21時 tenki.jp)

 

7月15日現在、埼玉県を含む関東地方は梅雨明け間近のカウントダウンの時期を迎えています。この梅雨末期においては、災害級の大雨が全国各地で発生し、犠牲者を伴う深刻な被害も毎年報告されています。

先週、7月9日、10日には活発化した前線の影響により、九州北部で線状降水帯が発生し記録的な大雨が降り、多くの被害が発生しました。画像は、7月10日の朝に福岡市南部に隣接する福岡県那珂川市に住む親族から送られたものです。親族は、マンション5階に住んでいて直接被害はありませんでしたが、30年近く住むマンション下の道路まで冠水したのは初めてとのことです。

梅雨期の発生メカニズムとしては、日本列島の北に位置する冷たいオホーツク海高気圧と高温で多湿の太平洋高気圧がちょうど日本列島付近で接することとなり梅雨前線(低気圧帯)が発生することで雨を降らせます。線状降水帯という言葉は、近年耳にするようになった言葉で記憶することとなりました。次々と発生する積乱雲が列をなし、同じ場所を通過または停滞することで、線状に伸びた地域に大雨を降らせるというものです。一昔前の夕立、スコールのような大粒の雨が何時間も断続的に数日に渡って降り続くイメージです。全国各地で過去最大の時間当たり降水量を記録し、土砂災害、河川の洪水災害が頻発しています。

親族から送られた画像により、改めて大雨による災害の危険を身近に感じることとなりました。企業においては、BCP(事業継続計画)や従業員に対する安全配慮のマニュアルの中での確認、見直しの必要性はないでしょうか。そして何より個人の生活の中で災害遭遇リスクの洗い出しと避難方法などについて家族間の取り決めの確認を行うことが必要だと感じました。

「税理」6月号の働きがい改革・虎の巻「家族主義経営のメリットと限界」のご案内

令和5年の12か月連載「これで万全!働きがい改革・虎の巻」の6月号「家族主義経営のメリットと限界」をご案内いたします。
地方の独立企業で、買収に値する企業と確認できるか否かは、事業内容が地域に欠かせないものなのか、従業員が働きがいを持って仕事に従事しているか否かが、重要なポイントです。「盛和塾」を主宰し、日本航空の再建を果たした故稲盛和夫氏は、京セラの創業者として高名です。京セラの経営理念は「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」です。まさに家族主義経営で創業し1959年から家族主義経営を経営の原点とすることで、従業員の働きがいを求め、実現しています。
日本の国柄に合った、目標とすべき家族主義経営は、利益を優先するのではなく、社員を家族のように信頼し大切にしたうえで、公明正大に利益を追求する経営です。
掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」6月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 野崎 芳信)

<内容要旨>
1.家族主義経営とは
2.「日本の経営」はアジアのビジネスモデルにできるか
3.家族主義経営を標榜する各社と実際のデメリット
出光興産
サントリー
京セラ
4. 家族主義経営の方向と働きがい

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事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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