経営承継事業部

古武道の世界

 昭和48年ごろだったと思います。新聞の文化欄に、室町時代から伝わる天真正伝香取神道流という武道が紹介されていました。それは、現代の武道とは違って、刀や槍・薙刀・棒・柔術手裏剣など、いわゆる武芸十八般すべてを習う武道でした。戦国時代の合戦では、敵はどんな武器を持ってくるかわかりません。ですから、どんな武器にも対応できなければならないのです。当然といえば当然です。これが江戸時代になると、剣術が主体に変わってゆきます。とは言え、鑓や弓もそれなりに修練されていました。
 武道は古くは弓馬鎗剣と呼ばれており、弓術が最も各の高い武道であり、これに次ぐのが馬術そして鎗術と続き、剣術は4番目の格下の武術と考えられていたようです。

 こういった古い武道は古武道と呼ばれています。多い時代には数千もあったといわれる流派のうち100流程度が現在も伝えられています。毎年2月には日本武道館で古武道大会が開かれ、また11月3日の文化の日には明治神宮でも古武道大会が開かれており、一般公開されています。以前は私は毎年見に行っていたのですが、ここ数年は仕事が忙しくて、見に行く暇がありません。今年も見に行きたかったのですが、気が付いたら終わっていました。文化の日には明治神宮に行きたいですね。

 私は縁があって天真正伝香取神道流に入門しました。この流派は先にも書いたように武芸十八般なんでもやる流派ですが、最初に習うのは「表の太刀」という名前の刀同士で戦う形です。ところがこれが、複雑で難しいのです。

敵が面に切りつけてくるので、右側に避けて敵の同を切る。
すると敵はこれを下がって避けて、こちらの左に回りこんで胴に切り込んでくる。
それをこちらも下がって避けながら敵の小手を切り、さらにわき腹を切り上げる。
すると敵はこれを下がって避け横からこちらの小手に切りつけてくる。
それを下がって避けると敵はすかさずこちらに踏み込んで面を打ってくるので、左にかわして敵の面を打つ。

 こんな動作が十以上も続けて連続技にしたものが1つの形になっています。長くて複雑なので、初めて習うと半日練習していても覚え切れません。いや、実を言うと覚えたのです。はじめのうちは先生や先輩たちに「はい。そこで右。」とか「左へ一歩でて小手」とか声をかけてもらいながら体を動かします。そして、習ったその日のうちに、一度も間違わずに、一度も声をかけてもらわずにできるようになったのです。そして家へ帰って復習をしようとしたら、さっきまでできていたのがまったく思い出せないのです。ショックでした。

 翌週の稽古日に道場へ行き、先輩たちの稽古を見ているうちにだんだんと思い出してきます。
すぐに、声かけなしでも間違わなくなります。まだまだぎこちないながらも、なんとなく動けるようになってきました。そして一日の稽古が終わり、家へ買って復習してみると、ちゃんと動きが思い出せます。ちょっとうれしかったです。

 表之太刀と呼ばれる形は、このような長い形が4つあります。最初に習う「五津之太刀」という名前の形が一番短いのですが、それでも覚えるのが大変でした。入門して1ヵ月半ぐらいして、2番目の「七津之太刀」を習いました。その後順次形を教わり、半年ぐらいかけて表之太刀の4つの形を教わりました。あとはひたすら反復練習です。同じ動作を何度も何度も、何ヶ月も何年も繰り返してゆくうちに、一つ一つの動きの意味がわかってきました。手の動き、足の踏む位置や角度などのすべてに意味があるのです。なぜそうするのか、なぜそうでなければならないのか。これがわかってくると単純な反復練習が、謎解きのようで面白くなってきます。
 この後さらに、棒術や薙刀術、居合いや鑓などを習うのですが、それはまた次の機会にお話しようかと思います。

「税理」平成30年2月号のご案内

平成30年の12ヶ月連載これで万全!事業性評価・虎の巻」の2月号「経営の現状をビジネスモデルキャンパスに描く」をご案内いたします。

事業性評価は今に始まった制度ではありません。しかし、多くの金融機関ではこの評価を基に貸し出す事はしておりません。事業性評価による融資を受けるには、まず自社の状況を把握しなくてはなりません。見える化を通して、社長・従業員・金融機関・専門家と一丸となって取り組む必要があります。
本稿では、ビジネスモデルキャンパスを用いて自社の見える化について解説しています。
掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」2月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 税理士・行政書士 横田 道仁)

1.ビジネスモデルの全体像を可視化する
2.顧客と提供価値は一致しているか
3.顧客に対するアプローチ
4.事業コストに見合う顕在・潜在ニーズ
5.ビジネスモデルキャンパスを描き、課題・検討事項を発見する
6.事業性評価を受けるための経営課題

詳細は ↓ をクリックしてください。
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「これで万全!事業性評価・虎の巻」1月号のご案内

今、経営承継研究部会のメンバーで、月刊誌「税理」((株)ぎょうせい、日本税理士会監修)「これで万全!事業性評価・虎の巻」を執筆しています。
最新は2月号が出ており、最新の内容はサイトで紹介はできませんが、前月のものを紹介する企画にしました。
「税理」は、3万部の発行で、毎月20日に発売されます。税理士さん向け ではありますが、一般の方にもわかりやすいように書いています。
今回は、「これで万全!事業性評価・虎の巻」、(第1回)「担保融資から事業性評価融資へ」
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)です。

<内容要旨>
1.金融モニタリング基本方針
2.事業性評価に至る金融行政の変遷
3.リレーションバンキングと事業性評価融資の位置づけ
4.経営者と金融機関の視点の相違
5.悪化傾向にある預貸率
6.融資判断時の担保・保証以外の考慮項目
7.企業の現在と今後希望の融資手法
8.金融機関融資手法の現在と今後
9.事業性評価融資への取組と成果

詳細は以下の画像をクリックしてみてください。
 

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「これで万全! 事業性評価・虎の巻」連載のご案内

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

経営承継事業部は、平成21年の「これで万全!経営承継・虎の巻」(24カ月連載)、平成25年の「これで納得!経営革新・虎の巻」(12カ月連載)、平成26年の「これで安心!事業承継M&A・虎の巻」(12カ月連載)、平成27年の「これで成功!健全廃業虎の巻」(12カ月連載)、平成28年は「これで再成長!新事業進出虎の巻」(12カ月連載)、平成29年は「これで安心!経営革新虎の巻」(12カ月連載)に続き、平成30年は「これで万全!事業性評価虎の巻」の12カ月連載を開始しました。 掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の月刊誌「税理」(日本 税理士会連合会監修)です。 
執筆テーマは以下を予定しています。
1月号 担保融資から事業性評価融資へ
2月号 経営の現状をビジネスモデルキャンパスに描く
3月号 顧客セグメントを安定化・強化する
4月号 提案価値の競争優位性を強化する
5月号 チャネルを再編・強化する
6月号 収益の流れを安定化・強化する
7月号 顧客との関係性を安定・拡張する
8月号  経営資源を選択と集中で再配分する
9月号  主な活動
10月号 事業パートナーとの関係性強化・安定化
11月号 コスト構造をスリム化・安定化する
12月号 ビジネスモデルを経営革新事業計画に落とし込む
ご期待ください。 なお、1月号は店頭に並んでいます。ご購読いただければ幸いです。

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「これで安心!経営革新・虎の巻」12月号のご案内

今、経営承継研究部会のメンバーで、月刊誌「税理」((株)ぎょうせい、日本税理士会監修)「これで安心!経営革新・虎の巻」を執筆しています。
最新は12月号が出ており、最新の内容はサイトで紹介はできませんが、前月のものを紹介する企画にしました。
「税理」は、3万部の発行で、毎月20日に発売されます。税理士さん向け ではありますが、一般の方にもわかりやすいように書いています。
今回は、「これで安心!経営革新・虎の巻」、(第12回)「経営革新計画書を作成する」
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)です。

<内容要旨>
1.事前準備が成功要因
2.ビジネスモデルキャンパスで整理する
3.各項目の整合性を確認する
4.5Fを分析する
5.実現可能性を検証する
6.ビジネスモデルキャンパスで実現可能性を確認し経営革新計画を作成する
7.12か月の連載を振り返って

詳細は以下画像をクリックしてみてください。

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事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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