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「税理」令和6年10月号「心理的安全性・虎の巻『心理的安全性を高めるワイワイガヤガヤ』」のご案内

令和6年の12か月連載「これで万全!心理的安全性・虎の巻」の10月号「心理的安全性を高めるワイワイガヤガヤ」をご案内いたします。

アメリカ発の“psychological safety”のアイディアが輸入される前から、日本ではイノベーションを誘発するワイワイガヤガヤ(ワイガヤ)が広く知られていました。日本発の「心理的安全性」です。ベンチャー企業本田技研工業では、職務・職責・経歴に関係なく、各人がアイディアを出し合い革新的新製品を商品化し、発展してきました。日本版心理的安全性「ワイガヤ」です。

掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」10月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)

  1. ホンダ流ワイワイガヤガヤ(ワイガヤ)の本質
  2. ホンダ流ワイワイガヤガヤ(ワイガヤ)とは
  3. ワイワイガヤガヤの目的はイノベーション
  4. ワイワイガヤガヤはダイバーシティ&インクルージョン
  5. VUCAの時代
  6. VUCAの時代はダイバーシティ&インクルージョンの時代
  7. 人口減少時代
  8. エンゲージメント
  9. ブレインストーミング・ボトムアップとの違い
  10. 心理的安全性とワイワイガヤガヤの必須条件

詳細は画像をクリックしてください。

「税理」令和6年10月号

風車ブレードリサイクル処理工場視察研修

2024年9月20日さいたま総研(ものづくり事業部)は、遠山純夫(理事長兼事業部長)ほかメンバー10名が宏幸株式会社足柄工場内のヒロコウエコテクノロジーセンターを訪問、視察研修を行いました。

  1. 視察研修先について
  2. 宏幸株式会社は、非鉄金属を中心としたリサイクルのみならず、独自の技術と設備を使った電子機器の金属・プラスチックフルリサイクル等のグローバルビジネスを展開しています。
    今般、日本初の風車ブレードのリサイクルに取り組んでいます。従来、取扱いが困難で埋立廃棄が常套とされていたものを独自技術(特許取得済み)によって、リサイクル処理を行い高機能製品(合成エコマット)へと一貫処理を実現しました。新規事業取組過程において、さいたま総研では補助金支援・特許申請支援・プラ新法認定支援・融資支援等を行ってきました。

    ▼廃棄された風車ブレードから合成製品エコマットの生産プロセス

    廃棄されたブレードから合成製品エコマットの生産プロセス

    風車ブレードに使われる熱硬化性プラスチックFRP(繊維強化プラスチック)と使用済み被覆ケーブルの塩ビ樹脂(PVC)を 独自の高度リサイクル技術によって活用し、合成製品エコマットに商品化する。

  3. 視察研修内容
  4. 視察研修では、高谷宗良代表取締役から当事業に至った経緯、技術要点についての事前説明があり、工場現場ではその生産プロセスの動きを交えて紹介いただきました。活発な質問のなかで、廃ブレードはメーカーからの成分開示情報が無く、個々成分が異なるため、微粉砕・分離過程ではその試行調整が重要と感じました。

    視察研修風景

    視察研修風景

    合成樹脂建材生産ライン1

    合成樹脂建材生産ライン視察の様子

    合成樹脂建材生産ライン2

    合成樹脂建材生産ライン

宏幸株式会社は、風力発電設備のリサイクル事業がプラスチック資源循環促進法(以下、プラ新法)の「再資源化事業計画」として、今年2号認定(※注1)を受けました。風力発電設備の耐用年数は約20年で風車ブレードは15トン以上の重量があり、今後のリサイクル需要が大きく見込まれることから成長事業として期待します。

※注1:2号認定とは、1号認定では排出事業者が申請するのに対して、複数の排出事業者からプラスチック使用製品産業廃棄物等の再資源化の委託を受けた再資源化事業者が申請する。2号認定取得により、廃棄物処理法に基づく許可が不要となり、対象廃棄物を計画の範囲で収集、運搬、再資源化できる。

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