4.人の知恵にみる標準化
4-11.共通化推進に必要な仕掛け
● 社内情報の潤滑が一番
生産要素それぞれは『新規設計』や『設計変更』など、製品が変わるときこそ共通化を図る好機です。標準は製品の開発・設計にかかわりなく、まず制度を確立することが前提ですから、単独で標準化制度づくりに取り組めます。つまり共通化のような、技術高度化などのきっかけが要りません。
共通化は、本質的に『強制的な制度』ではないのです。かといって、現場当事者の意識に「任せっきり」で「成り行き次第」というのでは、会社として統制のとれた共通化になりません。
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3月次月例会報告
平成25年3月16日 10:30~12:30mio新都心第1会議室、参加:京谷、足立、佐藤、山田、間館、山﨑の6名
情報交換は1月26日以来なので、盛り沢山。
1.国のものづくり企業向け支援策の認識
2.この情報に対する方策
① 第1次の申し込みはもう間にあわないので第2次以降は、個別クライアントに情報提供し、ニーズを打診して
個別に対応
② さいたま総研として支援メニューを作成し、メニュー毎のスペック、進行プログラムなどの商品化及び提供価
格を設定し、組合内で共有する
③ 上記の設定ができたら、案内書やHPなどのセールスツールに形成し、公表するとともに得意先名簿にDMを
打つ
3.方策実施のワーキンググループまでは決定していないが、3月末に指定機関の認定書が届いたら、HPは事業
開発部で作成する予定
4.「株式上場支援システム」のパッケージ化に関しては、ニーズのあるところへの個別対応とする
5.4月次例会は20日(土)を予定し、会場確定次第連絡する
成功する企業はベストコストをつくり込む(20)
4.人の知恵にみる標準化
4-10.標準化に勝る共通化
● トップダウンとボトムアップの違い
そこで、ぜひとも検討すべきは共通化です。標準化と共通化はよく並べ称されますが、これは図表4-10にまとめたように、似て非なる制度です。共通化できる、または共通化すべき対象は、標準化対象とほとんど同じでしょう。が、両者はその形成過程が違います。 続きを見る >