長期的に経済が低迷している中で経営の立直しに奮闘している中小企業の経営者は沢山いらっしゃいます。
そういった企業を応援するために政府は経営革新のための補助事業を行っており、それを活用しようとしている企業などもあります。
どの企業も生き残るための方法を検討していますが、外に目を向ける前に、是非、自社の現状について見直してみてください。
新しい事にチャレンジするという事は失敗するというリスクがあります。
そこで私が企業にお勧めしているのが5S活動の徹底です。是非参考にしてみてください。
<5S活動とは>
5S活動を清掃活動だと勘違いしている企業が意外と多くあります。まずは下記について見直してみてください。
そして、5S活動を通じて以下の効果が期待できます。
1)正しい職場環境が整備される。
2)会社の基準やルールが明確になる。
3)従業員が成長する。
これにはすべての従業員が同じ基準で活動をできるようにすることが重要です。
整理を考えてみましょう。整理とは要るモノと要らないモノを判断するための基準が必要になります。
これを決めていない企業がほとんどです。
ところが、整理の前に基準を明確にすることは大変難しいということに気が付くと思います。
そこで、私は企業で5S活動の導入支援を実施する場合、
企業内にモデルエリアを決めてチームと一緒に実践活動をしながら基準を明確にする方法をお伝えしています。
ある企業の導入事例ですが、まずは、チェックシート(HP上にフリーデータがありますので、
それを活用して自社流にアレンジが必要)でチームメンバー各々に現状チェックをお願いします。
以下、参照ください。
ものづくり経営革新への道(5月)