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第87回 M&A補助金PMI推進枠の概要とPMIの重要性 ~M&Aは「買った後」が成功を左右する~ 

1.【M&A成功の流れ】

事業承継→M&A成立→PMI計画策定→人・組織・業務・設備の統合→企業価値向上

2.PMIとは
PMI(Post Merger Integration)とは、M&A成立後に行う経営統合プロセスのことです。
主な内容は次のとおりです。
• 経営理念・経営方針の統一
• 人事制度・給与制度の統合
• 会計・販売・生産システムの統合
• 業務フローの標準化
• 従業員への説明や組織風土の融合
• シナジー(相乗効果)の創出
PMIが不十分だと、人材流出や売上低下、顧客離れなどが発生し、M&Aが失敗するケースも少なくありません。

3.M&A補助金「PMI推進枠」の概要
M&A補助金のPMI推進枠は、M&A成立後に「統合を成功させるための取組」を支援する制度です。M&Aは買収して終わりではなく、その後の経営統合が成功の鍵となるため、その費用の一部を補助します。

1) PMI推進枠の対象者

M&Aによって事業や会社を譲り受ける(買い手)中小企業等が対象です。

2) 対象経費例

PMIを実現するための設備投資等を支援します。

設備費 、外注費 委託費 システム導入 生産ライン統合 、DX投資

3) 補助率      一般:1/2   小規模事業者:2/3

4) 補助上限     800万円   賃上げ要件達成で1,000万円まで引上げ

4.PMI推進枠で期待される効果
PMIを実施することで、売上拡大 、コスト削減 、生産性向上 、人材定着 、シナジー効果の創出などが期待されます。

5.採択されるためのポイント
申請書では、単に「設備を導入する」だけではなく、
• M&Aの目的
• PMIで解決する課題
• 統合スケジュール
• シナジー効果
• 数値目標(売上・利益・生産性)
• 補助事業終了後の成長戦略
を具体的に示すことが重要です。

「M&Aは買って終わりではありません。PMI推進枠は、M&A後の経営統合を円滑に進め、シナジーを最大化して企業価値を高めるための補助制度です。」

事業部紹介

ものづくり事業部では単に製造業に限らず第一次産業でも第三次産業でも、人々の生活を豊かにする「ものづくり」機能全般にわたって企業支援をいたします。
「ものづくり」は単に、物財の製造だけを指しているのではありません。私たちは、人々の生活を豊かにし、企業に付加価値をもたらす財貨を産み出す総ての行為こそ「ものづくり」だと捉えているのです。
ものづくりの原点にかえって、それぞれの企業に適した打開策をご相談しながら発見していくご支援には、いささかの自信があります。

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