ものづくり事業部では、「ものづくりプロコン養成コース」を運営しています。
以下に、第1回で実施したカリキュラムの詳細を紹介します。
本コースについての質問などがありましたらお問い合わせからご連絡ください。
日程 | 平成22年9月11日(土)~平成22年11月27日(土) 原則として毎月第2、第4土曜日 |
時間 | 講義:6回、10:00~16:00の正味5時間 視察:2回、集合時間未定、移動時間を除き正味3~4時間+相互討論1~2時間 |
場所 | 講義:mio新都心5F会議室 視察:埼玉県内または群馬県内の工場 |
方法 | 全8日間のうち 講義:講師によるレクチャー約3時間、受講者の考えをヒヤリングした後、相互討論2時間 視察:講師司会のもと工場側案内により視察後、相互に意見交換して次回までにレポート |
テキスト | 短時間でレクチャーができるよう、講義には毎回20~30頁を講師が準備し事前配布 |
第1日目 講義 その1
平成22年9月11日(土) 講師:山崎 登志雄
- オリエンテーション
これからのものづくりコンサルタントは
(1)さいたま総研のめざすところ……理事長:三井 善樹
(2)研修者および講師自己紹介……司会:山崎 登志雄 - レクチャー
ものづくりはこの国を決める
(1)いまなぜワンストップ・サービスなのか
(2)クライアントの信頼とは
(3)「ものづくり」と仮名で表現するわけ
(4)ものづくりコンサルタントになる - 全員討論
今後の「ものづくり企業支援のあり方」についてこう考える
参加者相互の輪をつくる
第2日目 講義 その2
平成22年9月25日(土) 講師:山崎 登志雄
- レクチャー
新商品開発の成功を導く
(1)やらないことには創れない
(2)技法から新商品アイディアは生まれない
(3)アイディアの評価基準づくり
(4)ちゃっかり情報収集しっかり新商品企画
(5)儲かる新商品企画書をつくらせる
(6)新商品開発管理のカンどころ - 演習
アイディア開発(三人寄れば文殊の知恵)
あらゆる開発技法の基本的原理の体験
第3日目 講義 その3
平成22年10月9日(土) 講師:間館 正義
- レクチャー
生産管理技法の理論と生産診断のポイント
(1)ものづくりのための生産管理
(2)ものづくり管理はQQCDの総合管理
(3)腕自慢が多い改善の現場
(4)生産診断・支援のポイント - 全員討論
文系・事務屋でも、ものづくりコンサルタントが務まるか
そのポジショニングと、関係技術の概要がヒヤリングできるコツ
第4日目 視察 その1
平成22年10月12日(火)~15日(金) ガイド:間館 正義 他
- ものづくり現場(埼玉県下)視察
その都度、実施要領を作成 - レポート
相互討論のうえ、各自レポート作成し、翌週提出
第5日目 講義 その4
平成22年10月23日(土) 講師:間館 正義
- レクチャー
創って、造って、売る事業の後押しは
(1)売れるものづくりの基本要素を考える
(2)企業のものづくり機能と販売機能の融合
(3)商品(製品・サービス)販売ルートの確保
(4)コンサルタントのマーケティング支援とは - 全員討論
中小企業に創造的市場開拓が可能か
隙間市場狙いだけで経営革新を達成する道は程遠く、ものづくり資源を有する企業が発展していくマーケティングはいかにあるべきか
第6日目 講義 その5
平成22年11月20日(土) 講師:山田 泰之、柴田 敏郎
- レクチャー
知財のガードはがっちり支援……山田 泰之
(1)知的財産権はどんな権利
(2)知財戦略の実務
(3)意匠権のフル活用
(4)権利侵害への対応策ものづくり現場の改善プロジェクト運営を指導するとき……柴田 敏郎
(1)保守的な現場実務者を巻き込む改善目標
(2)決定事項を「無視させない」ための手立て
(3)プロジェクトチーム組織化の留意点
(4)社長と改善キーマンの“いき”をあわせる
(5)率先垂範型と提案指導型の指導要領
(6)目標達成の喜びを体験させるには - 全員討論
みんなをやる気にさせる動機付け法を考える
改善業務自体の遂行責任も結果責任も企業側にある状況下で、コンサルタントが積極的に現場改善に取り組ませる対応策やいかに
第7日目 視察 その2
平成22年11月15日(火)~19日(金) ガイド:加藤 洋 他
- ものづくり現場(群馬県下)視察
その都度、実施要領を作成 - レポート
相互討論のうえ、各自レポート作成し、翌週提出
第8日目 講義 その6
平成22年11月27日(土) 講師:渡邉 勝次
- レクチャー
ものづくり企業経営のGoing Concern、今後の展開は
(1)ベンチャー企業が育っていく過程
(2)企業再生にみるしぶとい生き残り
(3)高付加価値化をもたらすサービスの創出
(4)ワンストップ・サービスの支援が可能か - 全員討論
負け組になりそうでもあきらめない
命綱となる経営情報を指針に、あらゆる側面に生き残りをかけて貪欲に再生していく - 終了反省会
今後の希望等アンケート、反省会(懇親会)