1.サービスの概要
M&A・事業承継支援として、買い手側・承継者側の立場に立ち、事業DD及び統合(いわゆるPMI)支援を行い、継続的な伴走支援を行う。
M&Aの仲介会社は、基本的にはM&Aの成立にしか関心がなく、対象会社のビジネスに関する調査や、対象会社の買収が買い手企業にとって好ましいシナジー効果を生むかなどの調査については行ってくれない。また、当然ながらM&A成立後のPMI支援を行うことはない。
しかしながら、M&AにおいてはM&Aの実現により企業全体の付加価値やシナジー効果についての事前の調査及び事後のPMI支援が重要であることは言うまでもない。
特に中小企業診断士については、中小M&Aガイドラインにおいて、「中小M&Aの前後を通じた支援により、中小企業診断士は、中小M&Aを通じた企業価値・事業価値向上に貢献することが考えられる。」と役割が期待されているところであり、単にマッチングを行う仲介会社とは異なる付加価値をM&Aの買い手側に提供することが求められている。
2.ご用命の見込み
事業DDやPMI支援は、必ずしも中小企業に認知されているとは言い難いことから、M&Aを検討しているクライアントに対して、積極的にその重要性をアピールしていく必要がある。
3.垂直・水平展開の見込み
事業DDは、M&A以外にも中小企業に対して行われている経営診断や事業性評価にも提案できるので、水平展開の見込みもあると考える。