経営承継事業部

月別アーカイブ:2022年 1月

センチメンタルジャーニー(3)若きウェルテルの悩み

   

    新潮文庫         作者 ゲーテ        シャルロッテとウェルテル

学生時代、京都国連協会の会長から忠告を受けた。新聞を読むより総合雑誌を読め。雑誌を読むより単行本を読め。最新刊の単行本より、古典を読めと。現代ものの知識はあすの命も知れないが、古典は時代の荒波を乗り越えて現在に生き、古典の知識は、生涯に渡って血となり肉とると。

先日、書店で偶然「教養としてのゲーテ入門(「ウェルテルの悩み」から「ファウスト」まで)」を見つけて購入した。「ファウスト」は人生の指針となった古典であるが、今回はウェルテルについて触れたい。本書は、独身の若者が、友人のウィルヘルムに送る書簡の形式(書簡体小説)で、心情の激しい起伏を表現している。友人と園遊会に行くとき、シャルロッテを拾い同乗する。美しいシャルロッテには許婚がいると友人より忠告されたが、深い恋に陥ってしまう。シャルロッテの家をたびたび訪れ、幼い妹や弟たちから慕われ、シャルロッテも好意を見せるが、許婚のアルベルトが旅先から帰り、ウェルテルはその地を去る。

別の地で官職につくが、上司や同僚となじめない。親切な伯爵家でのパーティで上流貴族から屈辱を受け、職を辞して元の地に戻る。旧知の作男が未亡人への恋心から殺人を犯した。作男の運命を自分に運命に重ね合わせたウェルテルは自殺を決意する。旅に出るのでピストルを貸してほしいとアルベルトに少年を遣わせる。アルベルトはシャルロッテに、少年にピストルを渡すように命じる。シャルロッテは、ウィルテルの自殺を予感しながら少年にピストルを渡した。ウィルテルは、恋しいシャルロッテの手のにおいを感じながら引金を引いて命を絶つ。

「教養としてのゲーテ入門」の著者によると、ドイツの特定作家のファンは絶命危惧種であると。ゲーテファンとしては寂しい限りである。

税理1月号ポストコロナ経営・虎の巻「ポストコロナで見えてきた環境変化」のご案内

令和4年の12ヶ月連載「ポストコロナ経営・虎の巻」の1月号「ポストコロナで見えてきた環境変化」をご案内いたします。

株式会社ぎょうせい発行「税理」1月号(日本税理士会連合会監修)

好況期には、好景気に浮かれず利益の内部留保に努め、不況期に新規投資・新分野出・事業転換を行うのが、成功する経営の王道です。コロナ不況下の現在、設備投資はく、テレワークの普及でICT技術を身に着けた大都会の地方移住希望者も増加傾向にあります。設備投資面・人材採用面で、新分野進出の良い機会です。新事業に着手する前に、現状を把握しましょう。

(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)

《内容要旨》
1.中小企業の財務状況
2.保証債務残高と代位弁済の推移
3.債務過剰感の増加
4.コロナ禍の業界別影響は2極分化
5.金融機関の融資姿勢の変化
6.テレワークで働き方改革
7.SDGs・ESGのメガトレンド
8.DXへの急速な動き
9.働き方改革がクローズアップ
10.経営目的の変化
11.コロナ転じてイノベーション促進

掲載全文は ↓ こちらをクリックしてください。
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「税理」12月号 「タクシー業のモデル利益計画」 のご案内

税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい刊)では、実務向けの連載として、「利益計画」が長きに亘り連載されております。

取り上げられる業種は、製造業から卸売業・小売業そしてサービス業と多岐に渡り、業界動向の把握や経営計画策定のポイントを示しており、読者である税理士の先生からの好評を得ているとのことです。

今回はタクシー業を取り上げています。

 

 業界の概要
 モデル企業の概要
 現状分析
Ⅳ.問題点の改善策
 改善後の利益計画
(執筆者:中小企業診断士 長谷川 勇)

 詳細はをクリックして下さい。本文をご覧いただけます。

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「これで万全! ポストコロナ経営・虎の巻」連載のご案内

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

経営承継事業部は、平成21年の「これで万全!経営承継・虎の巻」(24カ月連載)、平成25年の「これで納得!経営革新・虎の巻」(12カ月連載)、平成26年の「これで安心!事業承継M&A・虎の巻」(12カ月連載)、平成27年の「これで成功!健全廃業虎の巻」(12カ月連載)、平成28年は「これで再成長!新事業進出虎の巻」(12カ月連載)、平成29年は「これで安心!経営革新虎の巻」(12カ月連載)、平成30年は「これで万全!事業性評価虎の巻」(12カ月連載)、令和元年(平成31年)は「これで万全!企業再生虎の巻」(12カ月連載)、令和2年は「これで万全!経営デザイン虎の巻」(12カ月連載)、に続き、令和3年は「これで万全!SDGs経営虎の巻」(12カ月連載)に続き、令和4年は「これで万全!ポストコロナ経営虎の巻」の12カ月連載を開始しました。
掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の月刊誌「税理」(日本 税理士会連合会監修)です。
執筆テーマは以下を予定しています。
1月号 ポストコロナで見えてきた環境変化
2月号 ポストコロナでとるべき対策は
3月号 ポストコロナに見合った経営計画
4月号 ミッション・経営理念の再検討
5月号 顧客・ドメインの再定義
6月号 顧客にとっての価値は何か
7月号 目標は何か
8月号 テレワーク
9月号 DX
10月号 事業再構築の経営計画(課題の明確化と解決策)
11月号 企業発展の経営計画(具体策)
12月号  経営計画の共有が新事業成功のカギ
以上 ご期待ください。
なお、1月号は店頭に並んでいます。ご購読いただければ幸いです。

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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