経営承継事業部

月別アーカイブ:2022年 9月

「税理」9月号のポストコロナ経営・虎の巻「ポストコロナはDXで生産性向上」のご案内

令和4年の12か月連載「これで万全!ポストコロナ経営・虎の巻」の9月号「ポストコロナはDXで生産性向上」をご案内いたします。

コロナ禍により、DXへの取り組みが加速化し、商工会議所・商工会を中心に中小企業での取り組みも開始しています。
DXは、生産性向上を図る考え方(ツール)です。大企業での取り組みの全容を把握し、中小企業として、どう対応していくかを早めに検討していくことが肝要です。常に「何を目的に使うのか」という視点を忘れてはいけません。

掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」9月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 野﨑 芳信)

内容要旨
1.DXの定義
2.建設業の課題・解決方法に伴うDX
3.建設業界のDXツール
4.コロナ禍への短期的な対応
5.コロナ禍で急伸した技術
6.ヒトを大切にする経営で進んだDX
7.中小企業のDXの端緒
8.ポストコロナの長期的経営計画

詳細は以下をクリックしてください。
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風の盆恋歌

     

町流し          諏訪町通り(日本の道百選)

二百十日の初秋の風が吹く毎年9月1日から3日にかけて「おわら風の盆」は行われます。舞台となるのは江戸時代から越中と飛騨の交流拠点として栄えた富山市八尾町。蚕種、生糸、和紙などの産業により発展を遂げ、格子戸の旅篭宿、白壁の土蔵、造り酒屋など、昔の面影を今も残す風情ある坂の町です。八尾の町の人たちが、哀調のある三味線、胡弓の音色と越中おわら節の唄声に合わせ街筋を流して踊りを披露する、延べ20万人の人が訪れる伝統行事です。

私が、「おわら風の盆」を知ったのは今から三十数年前。その時勤務していた会社の人事部にいたころ。偶然同じ高校の出身でもあった上司のカラオケの十八番が「風の盆恋歌(石川さゆり)」であったことでした。その方は休み時間は常に読書、またカバンは持たず文庫本一つを手に携えて会社に出勤するというスタイル。お酒は弱いけど毎日終業後は居酒屋に誘ってくれて、常に柔和な笑顔を絶やさない、当時30歳手前の私には憧れの上司でした。    その後、私は家庭事情により転職することとなりその上司とお会いする機会もない日々が続きましたが、ずっと心の底にあった「おわら風の盆」。2018年9月、初めて訪れることとしました。八尾の街に到着するや否や聞こえてくる哀調のある胡弓の調べと越中おわら節の澄んだ唄声。編み笠を深くかぶった女性が無言で踊るその振り、所作の気品高さにすぐに魅了されました。公式には踊り行事は23時までとされていますが自然発生的に踊りが始まるという話も聞き、町流しや踊りの輪を求めて各町を未明まで歩き続けました。いつか上司と再会し「おわら風の盆」の思い出を報告しようと思っていた矢先の2018年11月、思いもよらない訃報を聞くこととなりました。

「おわら風の盆」はコロナ禍で2年間中止を余儀なくされていました。2022年は一定の制限の中ではありましたが3年ぶりに開催されたとのこと。私は、今度は小説「風の盆恋歌」(作:高橋治 新潮文庫)を読んで、再度訪れようと思っています。

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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