経営承継事業部

カテゴリー:休憩室

さいたまのシクラメンと年末の並木道

  

埼玉県は、江戸時代から、首都の後背地として、
緑の供給地でした。
飯能の西川材(江戸の大火の時の建築材木)、
小川町の和紙(公用紙・日曜紙)、
深谷の藍玉(関西の木綿・麻の染料)、
見沼の田圃では、稲作が中心でしたが、
屋敷林では、植木・花木が作られてきた。
花の産地として、カーネーション・菊が多くつくられた。

さいたま市はシクラメン農家が多い。
販売単価が高いこと、輸送費が低く済むことで広がった。
現在は、通信販売が中心だが、農家の軒先でも買える。
クリスマス、新年の彩りとして基調だ。

新年の準備で農家に行って選ぶのは楽しい。
毎年流行は変わる。
今年は真綿色から薄いピンクが多い。

氷川参道はまだ秋の風情、散歩に好適
大宮図書館の窓からでも、日々の移ろいが楽しめる。
参道の人通りが増えるにつれて、お店が増えた。
台湾料理、南インド料理、イタリアン、手作り饂飩
天然酵母パン、ベーグル、サンドイッチ・・・多様だ

年明けの、梅・さくらが待ちどおしい。

世界遺産巡り⑧ ミーソン(ベトナム)

世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され,過去から引き継がれた貴重な資産」と定義され、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類があります。

今回はベトナム社会主義共和国にある文化遺産ミーソン聖域(遺跡)を紹介します。

ベトナムは、面積約33万㎞、南北約1,650㎞と南北に長い国土で、人口約1億人の東南アジアの国です。日本が面積約38万平方㎞、人口1億2千万人と近く、地形もなんとなく似ています。日本は1992年に経済協力を再開し、現在ベトナムにとって日本は最大の援助国となっています。

ミーソン聖域は世界遺産の多く集まるベトナム中部に位置し、6世紀から13世紀頃まで栄えたチャンパ王国の遺産となっています。チャンパ王国とは現在では少数民族となっているチャム族が築いた王朝で、宗教は主にヒンドゥーシヴァ派ですが、それにとらわれることなく、インド文化を柔軟に取り入れていたとされています。

海沿いに王国を築いたチャンパ王国は中国やインド、オランダなどの欧米まで交易の手を広げ、レベルの高い建築技術を取り入れていたと考えられています。建築物はセメント等を使用せずに建てられています。しかし、チャンパ王国の滅びた後は、フランス統治時代にフランス人に見つかる前は大自然に囲まれた森林でしかありませんでした。

ベトナム戦争にて、かなりの範囲が破壊されてしまいました。空爆によってできたクレーターが今でも残っています。その後1999年に世界遺産に登録されました。

現在でもその発掘作業は途上段階です。この時代には、カンボジアのアンコールワットにも見られるようヒンドゥー文化が東南アジアに伝来した時代でもあり、それらのつながりを知るとより深く当時の歴史を学ぶことができます。

(経営承継事業部 平出重浩)

センチメンタルジャーニー(11) 坂の上の雲

私は、2008年と2010年の2回、カンボジアの首都プノンペンを訪れ、ロジスティクスをテーマに各20名の4チームの経営診断実習の講師を務めた。経営診断実習とは、2日間の机上講義と2日間の企業の現地訪問、5・5日間の改善提案書の作成、半日の経営者への改善提案発表をすることです。

2008年と比較して、2010年の街は明るく清潔で、参加者は意欲的に実習に参加し、2年間の発展の様子に感嘆した。修了式での参加者への送る言葉として、明治時代の青春群像として「坂の上の雲」を紹介した。常に高みを目指す3人の青春群像が、当時のカンボジアの若者に重なって見えたし、そうあってほしいとの願いも込めてのテーマの選択でした。しかし、その後彼らの話題に上ることもないので、私に意図が通じたかは不明のままです。

NHKドラマ「坂の上の雲」初回放映は2009年11月ですが、2024年に再放送が開始された。幕末の四国松山に生まれた3人の、秋山好古は、満州の荒野で世界最強と恐れられたロシアのコサック騎兵と死闘を繰り返し打ち破った。好古の弟秋山真之は連合艦隊の東郷平八郎の参謀として、日本海海戦に参加し「皇国の興廃この一戦にあり」を発して隊員の奮起を促し、ロシアのバルチック艦隊を撃破した。正岡子規は、不治の病・肺病に苦しみながらも俳句の改革に没頭し、明治35年34歳で没した。

幕末に生まれ、明治初期に活躍した3人の青春群像は、貧しくとも常に高みを目指して活躍した明治人の生きざまに感銘を受ける。

最近のNHKは、「プロジェクトX」の復活や、「坂の上の雲」の再放送など姿勢の変化が感じられる。茹でガエルが惰眠を貪った「失われた30年」にハッパをかけようとしている(?)。

「明治は遠くなりにけり」など、のんびり感慨にふけるだけでなく、国家の危機感を背負って生きた明治人の気概を体感したいものです。

巾着田の曼殊沙華

 
高麗川 巾着田 曼珠沙華

秋のお彼岸は、曼珠沙華の花が似合う
稲穂が垂れる季節に、あぜ道に咲いている。
大宮に引っ越してきてすぐに、車で訪れた
巾着田の景色は、一面の赤で染まっていた。

今年は、暑さが続き、秋分の日とか、
10月上旬まで遅くなるそうです。
是非、電車でまわって欲しいので、
参考コースを示します。

大宮~(川越)~高麗川<川越・八高線>
~東飯能~高麗本郷<西武秩父線>
・・・徒歩
鉄道の旅、ハイキングが楽しめます
清流、とんぼ、秋の果物 如何ですか

足を伸ばせば、歴史に思いをはせる高麗神社
地酒の酒蔵など楽しめます。

 

 

世界遺産巡り➆ ホイアン(ベトナム)

世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され,過去から引き継がれた貴重な資産」と定義され、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類があります。

今回はベトナム社会主義共和国にある文化遺産ホイアンを紹介します。

ベトナムは、面積約33万㎞、南北約1,650㎞と南北に長い国土で、人口約1億人の東南アジアの国です。日本が面積約38万平方㎞、人口1億2千万人と近く、地形もなんとなく似ています。日本は1992年に経済協力を再開し、現在ベトナムにとって日本は最大の援助国となっています。

ホイアンはベトナム中部の都市ダナンから南方30㎞に位置する川沿いの都市です。2世紀から17世紀まで続いたチャンパ王国時代には、東西貿易の中継都市として栄え、日本人町も造られていました。1593年に日本人が架けた屋根付き橋である日本橋(来遠橋)が遺っています。(私が行った時には改修工事中でした)

旧市街の街並みが、1999年世界遺産に登録されています。写真のように旧市街にはカラフルなランタンが飾られ、様々な建築様式を融合した家が連なり、夜は幻想的な街並みとなります。2017年にダナンで開催されたAPEC首脳会議の際、日米の首相(故安倍首相、フック首相)が会食をしたレストラン「さくら」や、長崎県が寄贈した御朱印船レプリカが街の中心部にあります。

経営承継事業部 平出重浩

 

 

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