経営承継事業部

カテゴリー:休憩室

神社仏閣巡りの楽しさ(おみやげ)②

   少し前になりますが、初めてお伊勢参りに行ってきました。

   恥ずかしながら伊勢神宮とは、通称で、正式には「神宮」ということを知りました。2000年の歴史がある外宮、内宮ともに厳粛な空気を感じました。やはりパワースポットなのでしょうか。

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   参拝の後は、大賑わいの参道のおはらい町やおかげ横丁を散策してみました。江戸時代を思わせるレトロな街並みに、飲食店やお土産店がズラッと並んでおり、3時間ほど滞在しましたが、見どころ満載で、十分楽しめました。

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  名物である「伊勢うどん」、「てこね寿司」、「赤福」などは有名ですが、豚捨てのコロッケも行列ができていました。陶器の専門店、箸の専門店など様々な専門店が軒を連ねていますが、特に気に行ったのが「招福亭」という「招き猫」の専門店で、大小、黒・金・赤・白といった色、瀬戸焼、常滑焼、九谷焼といった多くの招き猫が所狭しと陳列されていました。

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縁起物であり、開運招福あることを祈願して九谷焼の招き猫を購入してみました。

右手を上げている金運、幸運を招く招き猫と千客万来、人を招く左手を上げている招き猫です。

また、雑学になりますが、上げている手の高さも耳を超えて高く上げているもの、耳の高さ程度にあげているもの、目のあたりぐらいまで上げている猫がいるようです。この上げている手が高ければ高いほど遠くの福や客を招くといわれています。つぎに招き猫の色ですが、白は来福招福、金色は金運アップ、黒は魔除け、赤は病除け、青は学業向上、ピンクは恋愛運向上、緑は交通安全という意味があるようです。なお、ヒョウ柄もあり、これは「票を招く」と政治家の方に人気が高いようです。

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次回は、四国の金毘羅さん、奈良の信貴山朝護孫子寺をご紹介したいと思います。

世界農業遺産第一号(焼畑農業)

8月2日・3日・4日、昨年に続いて宮崎県椎葉村に焼畑体験に行ってきました。昨年は、2015年に世界農業遺産として認定された、「高千穂郷・椎葉山地域」のうち~椎葉村の焼畑農業を活用したプロジェクトデザイン~研修プログラム(農林水産省「平成29年度 農泊推進対策」事業の一環)に参加しましたが、その時に、焼畑の火入れの動画を拝見し、実際の現場を体験したいと思っていたところ、今般参加する機会を得たものです。

台風12号の影響で、火入れの実施が延期となるリスクがありましたが、天道様次第の農林業を経験するには、いい機会だったと思います。

現場は、宮崎県東臼杵郡椎葉村尾向地区(椎葉村の北西角で山を越えると熊本、戦後まで日向・肥後の物流のルート)ですが、熊本空港利用が最適との案内を受け、LCC・レンタカー利用で参加しました。

熊本では地震被害の復興が進んでおらず、う回路を経由しました。事前に入手した資料で、山都町から山越えで短時間に行けると計画していましたが、山越えの林道は、地震後案内図から外されたままの状態でした。急遽、日向往還の古道からダム建設で整備された国道経由で入りました。

初日、村役場から更に山道を登り、日本初のアーチダムを横目に見て進みました。カーナビが、「通行止め・確認してください」との案内が連続しますが電話は通じません。行けないかと思いましたが、現地の方から、問題ないと教えてもらい、山道を進みました。宿泊は、現在民泊に使っている古民家です。かつて、次男・三男でもまじめに仕事をすれば建てる程度の収入があったそうです。夜は、鹿や猪、ヤマメの焼き物、山の煮物などで、地元との交流会で盛り上がりました。最後に子供のころから練習した神楽の太鼓の音に眠りに入りました。

2日に現場で雨が降り、火入れは体験できませんでした。しかし、3日は、快晴の空の下、現在焼畑を守っている椎葉勝さんの案内で耳川上流の尾向地区散策を体験しました。焼畑を守った椎葉クニ子おばあの民宿での話、NHKで放送された、田中陽気さんが300名山で登った、九州最高峰の国見岳登山口にある尾前一日出さんのツリーハウス、地域おこし協力隊の皆様、ありがとうございました。

幸い、夜狩内地区で、茅場の焼畑を実施する日程に参加でき、焼畑体験は実現することができました。来年は、一からの焼畑を体験したい。

神社仏閣巡りの楽しさ(おみやげ)

  最近は、神社仏閣巡りを楽しんでいます。毎年、1月の第二週は京都巡りを定番としています。お勧めのスポットは、観光客で賑わう京都伏見稲荷大社の裏にある稲荷山の中腹にある「眼力さん」こと「眼力社」です。「眼の病気が良くなる」というご利益のほか、「先見の明・眼力が授かる」といわれており、企業経営者に人気があるようです。私も3年前に眼力さんを初めて訪れ、なんか眼の不調を感じていたところ、気になり眼科に行ったところ、初期の「網膜剥離」でした。これもご利益でしょうか。眼力さんのお土産もお勧めです。特に眼力さんの書は、格言や大切にしたい言葉、実践したい言葉が書かれた書が沢山あります。一番人気は、「謙虚と感謝」だそうで、確かに日々心がけたい言葉といえるでしょう。

  眼力さんの書をご紹介しましたが、もう一つ紹介したいのが、京都洛北にある「三十三間堂」の色紙です。国宝の千手観音座像と整然と並ぶ1000体の千手観音立像に圧巻される三十三間堂ですが、1月の第二週の日曜日は「楊枝のお加持」(聖樹とされる楊枝で、観音様に祈願した放水を参拝者に注いで、諸病を除くという儀式)が行われます。普段の日も「一期一会」等の色紙は売っているのですが、知る人ぞ知るこの日は1日限定で住職さんの手書きの開運色紙が売られます。絵がかわいく、運気が上がるような気がします。

 次回以降も神社仏閣の楽しさをご紹介したいと思います。

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スポーツにおけるエリート教育

僕自身は野球に興味があり小学校のころ、少年野球に通いました。

野球というスポーツそのものに興味を持ったのは小学校4年生のころであり、始めたのは5年生の頃です。

中学校に入り部活動として今度は卓球を始めました。

勿論、卓球というスポーツを知ったのもその時です。

3年間部活を続け、市の大会では優勝する事が出来ましたが、それ以降は30年位、卓球をしませんでした。

最近またやり始めて変わったと思ったのは、卓球に限らずですが、小学校の低学年もしくはそれ以下で始めている子が多い事です。

聞きました所、どのスポーツでも小学校の頃から全国レベルでないと、その道で一流にはなれないそうです。

遅く始めて、その道で一流になれるのは、本当にごく稀なそうです。

何事も一流になれる人は僅かではありますが、その条件として小さい頃からやっていないとならないのです。

部活やスポーツは最早学校教育の一環としてのものではなくなったのだと思います。

本当に一流になるには、本人の問題もありますが、環境を整える親の責任だという事です。

これが、教育費がかさみ、更に言えば比較的裕福な人しかスポーツで生計を立てていくのが難しくなったとも言えます。

卓球でいえば平野美宇ちゃんや伊藤美誠ちゃんは高校生で日本一に張本くんに関しては中学生で日本一になっています。

スポーツでないにしても、将棋の藤井くんも同様です。

親や学校等の教育機関は、良いか悪いかは別として現実を見ていく必要があります。

 

私といえば、これを何十年ぶりにやった卓球で、中学生に勝てない言い訳にしております。

古武道の世界

 昭和48年ごろだったと思います。新聞の文化欄に、室町時代から伝わる天真正伝香取神道流という武道が紹介されていました。それは、現代の武道とは違って、刀や槍・薙刀・棒・柔術手裏剣など、いわゆる武芸十八般すべてを習う武道でした。戦国時代の合戦では、敵はどんな武器を持ってくるかわかりません。ですから、どんな武器にも対応できなければならないのです。当然といえば当然です。これが江戸時代になると、剣術が主体に変わってゆきます。とは言え、鑓や弓もそれなりに修練されていました。
 武道は古くは弓馬鎗剣と呼ばれており、弓術が最も各の高い武道であり、これに次ぐのが馬術そして鎗術と続き、剣術は4番目の格下の武術と考えられていたようです。

 こういった古い武道は古武道と呼ばれています。多い時代には数千もあったといわれる流派のうち100流程度が現在も伝えられています。毎年2月には日本武道館で古武道大会が開かれ、また11月3日の文化の日には明治神宮でも古武道大会が開かれており、一般公開されています。以前は私は毎年見に行っていたのですが、ここ数年は仕事が忙しくて、見に行く暇がありません。今年も見に行きたかったのですが、気が付いたら終わっていました。文化の日には明治神宮に行きたいですね。

 私は縁があって天真正伝香取神道流に入門しました。この流派は先にも書いたように武芸十八般なんでもやる流派ですが、最初に習うのは「表の太刀」という名前の刀同士で戦う形です。ところがこれが、複雑で難しいのです。

敵が面に切りつけてくるので、右側に避けて敵の同を切る。
すると敵はこれを下がって避けて、こちらの左に回りこんで胴に切り込んでくる。
それをこちらも下がって避けながら敵の小手を切り、さらにわき腹を切り上げる。
すると敵はこれを下がって避け横からこちらの小手に切りつけてくる。
それを下がって避けると敵はすかさずこちらに踏み込んで面を打ってくるので、左にかわして敵の面を打つ。

 こんな動作が十以上も続けて連続技にしたものが1つの形になっています。長くて複雑なので、初めて習うと半日練習していても覚え切れません。いや、実を言うと覚えたのです。はじめのうちは先生や先輩たちに「はい。そこで右。」とか「左へ一歩でて小手」とか声をかけてもらいながら体を動かします。そして、習ったその日のうちに、一度も間違わずに、一度も声をかけてもらわずにできるようになったのです。そして家へ帰って復習をしようとしたら、さっきまでできていたのがまったく思い出せないのです。ショックでした。

 翌週の稽古日に道場へ行き、先輩たちの稽古を見ているうちにだんだんと思い出してきます。
すぐに、声かけなしでも間違わなくなります。まだまだぎこちないながらも、なんとなく動けるようになってきました。そして一日の稽古が終わり、家へ買って復習してみると、ちゃんと動きが思い出せます。ちょっとうれしかったです。

 表之太刀と呼ばれる形は、このような長い形が4つあります。最初に習う「五津之太刀」という名前の形が一番短いのですが、それでも覚えるのが大変でした。入門して1ヵ月半ぐらいして、2番目の「七津之太刀」を習いました。その後順次形を教わり、半年ぐらいかけて表之太刀の4つの形を教わりました。あとはひたすら反復練習です。同じ動作を何度も何度も、何ヶ月も何年も繰り返してゆくうちに、一つ一つの動きの意味がわかってきました。手の動き、足の踏む位置や角度などのすべてに意味があるのです。なぜそうするのか、なぜそうでなければならないのか。これがわかってくると単純な反復練習が、謎解きのようで面白くなってきます。
 この後さらに、棒術や薙刀術、居合いや鑓などを習うのですが、それはまた次の機会にお話しようかと思います。

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