経営承継事業部

獅子舞

hanten_33昨年末、中学校時代の懐かしい仲間との「飲み会」が、地元与野でありました。4年に1度の「同窓会」は、所用が重なり参加出来ず、残念な思いをしたので、今回は万難を排し予定を確保し、出掛けました。理由は、「元カノ」に会えるからではありません。「獅子舞」の名手に会えるからです。「元カレ」とは、中学を卒業して以来、50年ぶりの再会となります。

とは言っても、「元カレ」が「獅子舞」の名手とは「同窓会」のYouTubeを見るまでは全く知りませんでした。https://www.youtube.com/watch?v=22vzgkai2wQ 

「元カレ」の素性は、「岡田民五郎社中」の主宰者で、地元さいたま市では「江戸里神楽」として有名で、「幸福を呼ぶ寿獅子舞」として、祝賀行事・結婚披露宴・企業の各種イベントに引っ張りだこで、テレビやCMにも出ているタレントでした。
http://okadatamigoro-shachu.com/

皆さんご存じのように「獅子舞」は、獅子頭を頭にかぶって舞う伝統的な民族芸能で、日本各地の正月行事や晴れの日に舞われ、幸せを招くと共に疫病退治や悪魔払いとして古くより伝えられています。獅子に頭を噛まれると、その年は無病息災で元気に過ごせるという言い伝えがあります。獅子舞は大自然の霊力を我々に授けてくれる不思議な芸能です。

日本での獅子舞の始まりは、16世紀初め、伊勢の国で飢饉、疫病を追い払うために獅子頭を作り、正月に獅子舞を舞わせたのが始まりといわれています。その後、17世紀に伊勢より江戸へ上り、悪魔を払い、世を祝う縁起ものとして江戸に定着し、祝い事や祭り事で獅子舞いが行われるようになったそうです。

獅子舞が日本の各地に急速に広まったのは、室町時代から江戸時代の初期のころに、「江戸大神楽師」、「伊勢大神楽師」と呼ばれる団体が獅子舞を踊りながら全国をまわり、悪魔払いをしたのがきっかけであると言われています。

日本の獅子舞には、大きく分けて伎楽系と風流系の二つの系統があるそうです。

伎楽系は、獅子の頭につけた胴幕の中に二人以上の人が入って舞う、「二人立ち獅子舞」が多く、これは大陸から伎楽の一つとして伝来したもので伎楽系の獅子舞と言われ、本州中部以西の西南日本で多く見られるそうです。

風流系は、関東・東北地方などで行われている鹿舞(ししおどり)と呼ばれるもので、鹿(しし)の頭をかぶり胸に太鼓を付けた「一人立ちの舞い」で、太鼓を打ちながら踊るものだそうです。

「岡田民五郎社中」は風流系の流れを汲む獅子舞ですが、息子が結婚式でも挙げる機会があれば、是非呼んで前途を祝ってあげたいと思います。また、支援している企業の創立記念日などでも、景気づけし、売上増加に寄与できればいいなと思いました。

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