コロナ禍自粛解除後のとある6月、不要不急にあらず神戸に向かう。
大阪生まれの私にとっては、近隣の馴染みの地ですが宿泊を伴って訪れた記憶はありません。
東京からの東海道新幹線は閑散としていましたが、雨降る神戸の街は意外と活気がありました。
三宮センター街は密状態。でも、皆さんマスクしてるんですね。
お昼に蕎麦屋さんに入り、きつねそばと言うとタヌキですね、と返されました。
そうそう。関西では、そばに甘あげをタヌキって言います。(ちなみに、きつねは、うどんのこと)。埼玉に移り住んで早30年、感が鈍ったようです。
南京町は中華街近辺で蕎麦を食べるのも如何なものと思うも、気分次第で食べたいものを食べるのも一人街歩きの良さです。
神戸の街は、歩きやすく道に迷わない。
北に六甲山、南に港、高層ビルが少なく、通りのどこからでも方角が探れます。
ぶらぶら歩きながらも、頭の中は、クールファイブの「そして神戸」の歌が離れない。いしだあゆみの「ブルーライト横浜」みたいなもの。
街中を抜けて港に向かい、震災メモリアルパークへ。もう25年かと故人を悼む。震災前の神戸の街風景があまり思いだせないのですが、港はとてもきれいに整備されなと思います。
今日のお泊りは、その港にできた温泉付きのホテルです。
湯に浸かったあとの夕食は、雨ということもあり、ホテルでのビッフェバイキングにしました。
そこで驚き、なんと席からビュッフェコーナーに取りに行くとき、マスクと手袋着用なんですね。
面倒かと思う反面、意外とゆっくり吟味して選べて、一時のことでしょうが、これもありかなと思います。
皆さん、きちっとルールどおりに、適応能力の高い国民性のあらわれかなと。
明日は姪っ子の結婚式。