令和3年の12ケ月連載「SDGs経営・虎の巻」の11月号「ESGとSDGs経営」をご案内いたします。
株式会社ぎょうせい発行「税理」11月号(日本税理士会連合会監修)
SDGsへの取組が急速に進展している中で.SDGsとともにESGも注目されています。
ESGとは、E(Environment環境)、S(Social社会)、G(Governanceガバナンス)の頭文字をとった用語です。本稿では、SDGsとの関連性とESGへの取組について考察します。
E環境・S社会・Gガバナンスの三つの側面に配慮した企業経営を「ESG経営」と呼び、ESGへの取組を企業の評価基準として投資することを「ESG投資」と呼んでいます。
「社会的課題の解決」が、投資家においては投資機会の増加となり、企業においては事業機会の増加に繋がり、相乗効果として持続可能な社会に寄与することになります。
この流れを整理してみると、ESG投資が拡大し、ESGを経営に取り込むESG経営に転換することで、新たな事業機会が増加し、結果としてSDGsの目標が達成されるという循環が生まれることになります。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 三嶋 弘幸)
《内容要旨》
1.ESGとは
2.ESGとSDGsの関連性
3.ESG投資の状況
4.ESG経営の重要性
5.金融機関の動向
6.ESG経営のメリット
7.おわりに
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