税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい刊)では、実務家向けの連載として、「利益計画」が長きに亘り連載されております。
取り上げられる業種は、製造業から卸売業・小売業そしてサービス業とバラエティに富んでおり、関連する業界データも豊富で、読み物としても面白く、読者である税理士の先生からの反響も良いと聞いております。
今回は、「調味料製造業」を採り上げました。(執筆者:近藤 隆)
調味料市場は、消費者の内食志向の高まりもあって拡大傾向です。調味料製造業は、このニーズに対応するため商品開発、提案を進展させていますが、スケールメリットのある大手メーカーが有利であり、中小メーカーとの格差が拡大しています。このような厳しい環境のなかで、中小メーカーには、大手メーカーが狙わないニッチ市場で消費者の嗜好を捉えた商品をいかに開発し、販売するか、戦略が求められています。
内容は以下の通りです。
- 業界の概要
- ソース製造業界の現状
- モデル会社A社の概要
- 利益計画の現状と課題
- 課題の改善策
- 改善後の利益計画