今、経営承継研究部会のメンバーで、月刊誌「税理」((株)ぎょうせい、日本税理士会監修)「これで再成長!新事業進出・虎の巻」を執筆しています。「税理」は、3万部の発行で、毎月20日に発売されます。税理士さん向け ではありますが、一般の方にも分かり易いように書いています。今回は、第9回「新事業進出の組織開発と人材確保」です。
しかし、中小企業では新事業の開発を担える人材は限られ、また、外部からの採用も容易ではありません。そのためには、新事業進出の人材は、既存事業の人的資源を可能な限り活かし育ていくことです。そして、新事業が既存事業に与える影響やシナジーを考え、新旧事業の両面から「組織開発(組織づくり)」を進めて行くことが大切です。新事業進出の成功は、経営者の新事業に偏らないバランスの取れた人材マネジメントから生まれるといっても過言ではありません。
そこで、新たなる成長を願う経営者の皆様のお役にたてればと思い、新事業進出の成功のポイントの一つとして「組織開発と人材確保」を述べさせていただきます。
「新事業進出の組織開発と人材確保」は以下のとおりです。
- 新事業進出への課題
- 組織運営での障害と問題
- 新事業進出のための組織形態
- 新事業進出と組織開発
- 新事業進出のための人材確保