平成28年の12ヶ月連載「これで再成長!新事業進出・虎の巻」の8月号「新事業の新製品開発」をご案内いたします。
新事業に進出する際は、心意気だけのそれ行けドンドンでは失敗の原因になります。自社の・業界の現状を冷静に分析して、どの分野にどのタイミングで進出するかを決定しなければなりません。新製品(サービスを含む)の開発は、既存製品のライフサイクルのステージを把握することが重要です。既存製品が成熟期にある場合は、衰退期に入る前に新製品を商品化することです。
新製品開発は、社内のシーズや情報だけではなく、取引先や業界の動向を分析し、展示会・専門誌・異業種交流会などから広く入手します。新製品のコンセプトは、身近なニーズに惑わされることなく、ニーズとシーズを擦り合わせて選択します。新製品コンセプトは、技術者・営業担当者に財務担当者も交えて、アイディアの実現可能性を評価します。新製品開発計画には、リスク回避策も盛り込みます。
掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)
- 製品力・市場成長力分析
- 新製品開発に必要な情報
- 新製品開発ニーズの情報源
- 製品コンセプトの創出と摺合せ
- 新製品アイディアの評価
- シナジー効果が評価のポイント
- シナジー効果の過大評価を避ける
- 新製品開発リスクの回避策
- 既存製品と新製品の位置づけ
- 中小企業の新製品開発戦略の留意点