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お知らせ

さいたま総合研究所からのお知らせです。

コラム連載 ものづくり経営革新への道「AI検索時代に押さえたいLLMO基礎」のご案内

ものづくり事業部では各自の研究テーマをミニレクチャーとして発表し、質疑応答することでコンサルサービスのレベルアップを図っています。
そして、ミニレクチャーのダイジェスト版をコラムコラム「ものづくり経営革新への道」として連載しています。

第86回のテーマは「AI検索時代に押さえたいLLMO基礎〜SEOの次に考えるべき「AIに選ばれる」Webマーケティング〜」です。

近年、中小企業にとってWebマーケティングの重要性はますます高まっています。かつて顧客は、テレビや新聞、チラシなどのマスメディアを通じて商品やサービスを知り、店舗や営業担当者との接点を通じて購買を判断していました。しかし現在では、認知、興味関心、検索、比較、検討、購買、共有という一連のプロセスのほぼすべてにWebが介在しています。
……以下、詳細の内容はこちらから。

コラム連載 ものづくり経営革新への道「EC市場動向と知っておくべき取引透明化法」のご案内

ものづくり事業部では各自の研究テーマをミニレクチャーとして発表し、質疑応答することでコンサルサービスのレベルアップを図っています。
そして、ミニレクチャーのダイジェスト版をコラムコラム「ものづくり経営革新への道」として連載しています。

今回の担当は伊藤勝人で、第85回のテーマは「EC市場動向と知っておくべき取引透明化法」です。

中小企業がEC事業に参入・拡大するうえで、知っておくべき市場環境と法制度があります。経済産業省が2025年8月に発表した「令和6年度電子商取引に関する市場調査」によると、2024年のBtoC-EC市場規模は26.1兆円と拡大した。スマートフォンの普及とコロナを経た消費行動の変化を追い風に、EC市場は2桁増の成長を続けています。
一方、市場の急拡大に伴い、大手プラットフォームと出店者の間にある情報・交渉力の非対称性が社会問題と…………
……以下、詳細の内容はこちらから。

コラム連載 ものづくり経営革新への道「人的資本経営の取り組みについて」のご案内

ものづくり事業部では毎月の定例会で、研究発表・意見交換を行い、コンサルサービス開発に努めています。
メンバー持ち回りの「ミニレクチャー」では、時期に適したテーマや各自のコンサルテーマをレクチャーし、その後の質疑応答でコンサルサービスのレベルアップを図っています。
そして、ミニレクチャーのダイジェスト版をコラムコラム「ものづくり経営革新への道」として連載しています。

今月の担当は清野裕樹で、第84回のテーマは「人的資本経営の取り組みについて」です。

「人的資本経営」という考え方があります。これまで、企業価値を測る主な指標として、財務三表に代表されるような財務情報が重視されてきました。会社の財政状態を把握できる貸借対照表、経営成績を確認できる損益計算書、そして会社の資金の流れがわかるキャッシュフロー計算書の3つの計算書類です。一方で近年では、投資家の視点が変化しつつあります。売上や業績といった数値だけでなく、「人材」にも注目が集まっています。つまり、人材を従来のコストとして捉えるのではなく、「人的資本」として投資すべき対象とみなす考え方です。こうした取り組みの内容や質を通じて、企業価値を評価しようとする動きが広がりつつあります。
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CFPとは?基礎からわかるカーボンフットプリント入門|LCA・Scopeとの違いも解説

脱炭素の流れが広がるなかで、企業全体の温室効果ガス排出量だけでなく、製品ごとの排出量にも注目が集まっています。そこで近年よく耳にするのが「CFP(カーボンフットプリント)」です。ただし、LCAやScope1・2・3との違いが分かりにくく、何を示す指標なのか曖昧に感じている方も多いのではないでしょうか。この記事では、CFPの意味や注目される背景、LCAやScopeとの違い、理解するうえでのポイントを基礎からわかりやすく解説します。環境省・経済産業省のガイドでは、CFPは製品・サービスのライフサイクル全体における温室効果ガス排出量をCO2換算で示すものとして整理されています。

CFPとは?

CFPとは、Carbon Footprint of Productの略で、日本語では一般に「カーボンフットプリント」と呼ばれます。簡単にいえば、製品やサービスが原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体で、どれだけ温室効果ガスを排出しているかをCO2換算で見える化したものです。単に工場で出たCO2だけを見るのではなく、原材料の調達、製造、輸送、販売、使用、廃棄まで含めて考えるのが特徴です。

CFPが重要なのは、製品単位で排出量を把握できる点にあります。企業全体の排出量だけでは「どの商品・どの工程に改善余地があるのか」が見えにくいことがあります。一方、CFPなら製品ごとに排出構造を把握できるため、削減対象を具体的に考えやすくなります。経済産業省のガイドでも、脱炭素・低炭素製品が選ばれる市場をつくるうえで、製品単位の排出量を見える化する仕組みが重要だとされています。

なぜ今CFPが注目されているのか

CFPが注目されている背景には、企業の脱炭素対応が「会社全体の方針」から「製品・サービス単位の具体策」へと進んでいることがあります。カーボンニュートラルを実現するためには、個々の企業だけでなく、サプライチェーン全体で排出削減を進める必要があります。その中で、どの製品がどれだけ排出しているかを把握するCFPの重要性が高まっています。

また、近年は取引先から環境データの提出を求められる場面も増えています。特にBtoB取引では、サプライチェーン全体の排出量把握の一環として、部材や製品単位の情報提供を求められることがあります。2026年2月公表の環境省関連資料でも、CFPの活用例として「取引先からのデータ要請対応」が明示されています。

さらに、算定するだけでなく、表示・開示の動きも進んでいます。環境省は2025年2月に「カーボンフットプリント表示ガイド」を公表し、CFP表示を企業の取組促進や消費者とのコミュニケーションにつなげる方針を示しました。つまりCFPは、社内管理のための数字ではなく、今後は市場や取引の中で活用される情報になっていくと考えられます。

CFPはライフサイクル全体で考える

CFPを理解するうえで大切なのは、ライフサイクル全体で考えるという視点です。製品は、原材料を調達し、製造し、輸送し、販売され、使用され、最終的には廃棄またはリサイクルされます。CFPは、この一連の流れの中で発生する温室効果ガスを合計して評価します。

たとえば、製造工程そのものは省エネが進んでいても、原材料の製造段階で多くの排出が生じていることがあります。逆に、製造時よりも使用時に多くのエネルギーを消費する製品もあります。このように、排出の大きい工程は製品によって異なるため、工場の排出量だけを見ても全体像は分かりません。CFPは、こうした排出の偏りを明らかにし、どの段階に重点を置いて改善すべきかを考える手がかりになります。

実務では、対象範囲の考え方として「cradle to gate」や「cradle to grave」といった整理も用いられます。前者は原材料調達から出荷まで、後者は使用・廃棄まで含めた考え方です。どこまでを対象にするかで結果の意味合いは変わるため、CFPは単に数字を見るだけでなく、「どの範囲を対象にした数値なのか」を確認することが重要です。

CFPとLCAの違い

CFPとよく混同される言葉に、LCAがあります。LCAはライフサイクルアセスメントの略で、製品やサービスのライフサイクル全体を通じた環境負荷を評価する考え方です。ここでいう環境負荷には、地球温暖化だけでなく、資源消費、水利用、廃棄物、酸性化など、さまざまな観点が含まれます。

一方、CFPはLCAの考え方を土台にしつつ、その中でも気候変動、つまり温室効果ガス排出量に焦点を絞った指標です。言い換えれば、LCAが環境負荷を広く見る枠組みであるのに対し、CFPはその中の「温暖化影響」に特化した見方だといえます。

この違いを押さえておくと、用語の整理がしやすくなります。LCAは“評価の考え方”で、CFPは“その考え方を使って温室効果ガスに絞って示した結果”というイメージです。基礎理解の段階では、まず「LCAは広い概念、CFPはその中の温室効果ガス版」と覚えておくと分かりやすいでしょう。

CFPとScope1・2・3の違い

もう一つ混同されやすいのが、Scope1・2・3との違いです。Scopeは、GHG プロトコルで整理されている企業活動全体の排出量管理の枠組みです。Scope1は自社が直接排出するもの、Scope2は購入した電気や熱の使用に伴う間接排出、Scope3はそれ以外のサプライチェーン全体の間接排出を指します。

これに対してCFPは、企業全体ではなく、個々の製品やサービス単位で排出量を見る指標です。つまり、Scopeは「会社全体でどれだけ排出しているか」を把握するもの、CFPは「この製品がライフサイクル全体でどれだけ排出しているか」を把握するもの、と整理できます。

両者は別物ですが、無関係ではありません。製品CFPを算定する際には、企業活動やサプライチェーンに関するデータを使うため、企業の排出管理とつながっています。ただし、同じ企業でも製品ごとに排出構造は大きく異なるため、企業単位のScope管理だけでは製品別の特徴までは分かりません。製品の競争力や改善余地を見たいときに、CFPがより有効になるのです。

CFPを把握すると何がわかるのか

CFPを把握するメリットは、単に排出量を報告できることだけではありません。最大の意義は、どの工程やどの要素が排出量の大きな要因になっているかを見つけられることです。原材料の見直し、輸送方法の変更、製造工程の省エネ、使用時のエネルギー効率改善など、具体的な削減策につなげやすくなります。

また、取引先や顧客に対する説明力も高まります。環境負荷の小さい製品を選びたいというニーズは今後さらに強まる可能性があり、製品単位のデータを示せることは、信頼性や差別化にもつながります。環境省の表示ガイドでも、CFP表示は消費者や相手方とのわかりやすいコミュニケーションツールになるとされています。

CFPを理解するうえで知っておきたい注意点

一方で、CFPは数字だけを見て単純比較すればよいものではありません。なぜなら、どの範囲を対象にするか、どのデータを使うか、どのルールに基づいて算定するかによって結果が変わり得るからです。環境省の実践ガイドでも、まず目的、対象製品、ライフサイクルステージ、参照規格などの大枠を決めることが重要だとされています。

そのため、CFPを見るときは「数値の大きさ」だけでなく、「何を対象に、どの条件で算定したのか」を合わせて確認する必要があります。基礎理解の段階では、CFPは絶対的な優劣を即断する数字ではなく、条件を明らかにしながら活用する指標だと捉えるのが適切です。表示や比較でも、誤解を与えない情報提供が重要だと環境省は示しています。

まずはCFPの基礎理解から始めよう

CFPは、製品やサービスのライフサイクル全体で発生する温室効果ガス排出量を見える化する考え方です。LCAとの違い、Scope1・2・3との違いを整理すると、その役割がかなり明確になります。企業全体の排出管理とは別に、製品単位で排出構造を把握することで、削減策や取引先対応、情報開示に活用しやすくなるのがCFPの大きな特徴です。

まずは「CFPとは何か」「どこまでを対象にするのか」「LCAやScopeと何が違うのか」を押さえることが第一歩です。そのうえで次のステップとして、算定方法、必要なデータ、よくある課題へ進むと、実務への理解が深まっていきます。  (文責:F.S.)

起業アイデアをビジネスに変えるためのマーケティング入門

1.なぜ“良いアイデア”だけでは売れないのか

「これは絶対に売れるはずだ」
そう思って始めた事業が、思うように売れない。これは起業初期によくある現象です。

その原因の多くは、アイデアはあるが“マーケティング設計”がないことにあります。

ビジネスとは
「良い商品を作ること」ではなく
「必要としている人に、価値として届けること」です。

つまり、起業において商品と同時に顧客も考えるべきです。

 

2.マーケティングの基本構造を理解する

マーケティングは難しく考える必要はありません。
基本は次の4つです。

1.誰に売るか(ターゲット)
2.何を売るか(価値)
3.どうやって伝えるか(集客)
4.どうやって買ってもらうか(導線)

この4つがつながっていないと、売上は生まれません。

 

3.ステップ①:ターゲットを絞る

起業初期に最も重要なのは「誰に売るか」です。

よくある失敗は、
「できるだけ多くの人に売ろう」とすることです。

しかし実際には、
誰でも良い商品”は誰にも刺さりません。

ターゲット設定のポイント

・年齢、性別、職業
・悩みや不満
・お金を払う動機
・既に使っている代替サービス

【例】
NG:30代女性向け美容サービス
OK:仕事が忙しく肌ケアができない30代会社員女性

ターゲットが具体的になるほど、商品は売れやすくなります。

 

4.ステップ②:価値(ベネフィット)を設計する

顧客は「商品」ではなく「結果」を買います。

例えば
・化粧品 → 美しくなる
・ジム → 健康・ダイエット
・コンサル → 売上アップ

重要なのは、
その商品で何が変わるのか”を言語化することです。

差別化の考え方

以下のどれかで差別化します。

・価格
・品質
・スピード
・専門性
・サポート

ただし中小・個人起業では
「専門性 × ターゲット特化」が最も有効です。

 

5.ステップ③:集客導線を設計する

どれだけ良い商品でも、知られなければ売れません。

集客は大きく3つに分かれます。

① プル型(探している人に届ける)

・検索(Google)
・口コミ
・比較サイト

② プッシュ型(こちらから届ける)

・SNS発信
・広告
・メルマガ

③ 紹介型

・既存顧客からの紹介
・パートナー連携

起業初期は
「SNS+紹介+検索」の組み合わせが効果的です。

 

6.ステップ④:売れる導線(セールス設計)

集客しても売れない場合、原因は“導線”にあります。

基本の流れは以下です。

① 興味を持つ
② 詳しく知る
③ 比較する
④ 不安を解消
⑤ 購入する

この中で重要なのが「不安の解消」です。

不安を解消する方法

・実績(事例・数字)
・お客様の声
・無料体験
・保証制度

購入は「納得」と「安心」が揃った時に起こります。

 

7.よくある失敗パターン

① 商品から考えてしまう
② ターゲットが曖昧
③ 差別化ができていない
④ 集客だけに偏る
⑤ 数字を見ていない

特に多いのは「売れないのは集客不足」と思い込むことです。
実際は“商品設計やターゲット”に問題があるケースが多く見られます。

 

8.小さく検証することが成功の鍵

起業初期は、完璧を目指す必要はありません。

重要なのは
「小さく試して、早く改善すること」です。

例えば
・まずはSNSで発信して反応を見る
・無料モニターでニーズを確認
・低価格商品でテスト販売

このサイクルを回すことで、
「売れる型」が見えてきます。

 

9.まとめ:マーケティングは“売れる仕組み”づくり

起業を成功させるために必要なのは
特別な才能ではありません。

・誰に売るか
・どんな価値を提供するか
・どう届けるか

この3つを設計すれば、ビジネスは成立します。

マーケティングとは
「売り込まなくても売れる状態を作ること」です。

まずは
・ターゲットを1人決める
・その人の悩みを書き出す
・解決できる商品を考える

このシンプルな一歩から始めてみてください。

アイデアは、正しく設計すれば必ずビジネスになります。

(文責:K.I.)

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