税理士向け月刊専門誌「税理」(日本税理士会連合会・監修)12月号に、「残したい企業遺産の承継」(これで成功!健全廃業・虎の巻シリーズ)を上梓しました。
企業は廃業しても、経営を構成したハードな経営資源とソフトな経営資源は無価値ではありません、それら経営資源を霧散霧消させるのは、経営者や従業員心情としては耐えられないだけでなく、社会的な損失でもあります。
日本での役割を十分に果たした鉄道車両が、東南アジア諸国で新しい役割を果たしているように、建物や生産設備は新しい経営者の元で、新しい生命を得ることが可能です。経営の根幹を支えた知的資産も、所を得ることで活力を復活させることが可能です。
著者は中小企業診断士 長谷川 勇です。
- 虎は死して皮を留め……
- レトロな建築遺産
- 生産設備遺産の承継
- 博物館に寄贈する
- 知的資産が企業遺産の本命
- 知的遺産の承継形態
- 熟練技術者の技術の承継
- 特許遺産は開放する
- のれん分けでブランド遺産を承継する
- 取引ネットワークの承継
- 企業理念・企業文化の承継
- 晩節を穢さない経営者人生を送る