税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい社刊)に、実務家向けとして、「利益計画」が永きに亘り連載されております。掲載される業種は、製造業から卸売業・小売業・サービス業とバラエティに富んでおり、関連する業界データも豊富で、関与先経営者へのアドバイスに有益であると、読者である税理士の先生方から好評を頂いています。
今回は、「マグロ仲卸売業」を採り上げます。
水産資源は、発展途上国の消費者ニーズの高まりにより資源の枯渇が進んでいます。マグロもその1つで、世界の各水域で資源保護委員会(漁獲規制)が組織され、水揚量の減少が長期的に続き、マグロ仲卸業は苦しい経営を強いられています。水揚量の減少に加えて、市場外流通の比率が増加し、マグロ仲卸業は苦境に立たされています。
(執筆者:経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)
内容は以下の通りです。
- マグロ漁獲量の国際規制
- 減少する卸売市場の取扱高
- 経営状況の推移
- 減少する漁業就労者数
- 1世帯当りの消費金額
- 食材摂取量の消費者動向
- 従来の卸売市場の機能
- 産業構造の変化
- 生鮮マグロと冷凍マグロの流通経路
- PEST分析(マクロ環境分析)
- 5フォース分析(ミクロ環境分析)
- SWOT分析
- 問題点の改善策
- 改善後の利益計画
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