税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい刊)では、実務向けの連載として、「利益計画」が長きに亘り連載されております。
取り上げられる業種は、製造業から卸売業・小売業そしてサービス業と多岐に渡り、業界動向の把握や経営改善計画策定のポイントを示しており、読者である税理士の先生からの好評を得ています。
今回は、環境の変化が激しい「おしぼりレンタル業」を採り上げました。
おしぼりレンタル業は、日本産業分類ではリネンサプライ業に分類され、飲食店へのおしぼりレンタルの他に小規模の旅館や病院にシーツや寝巻き等のリネン製品をレンタルする業種とされています。しかし、実際にはおしぼりレンタルのみの小規模の企業が大部分で、寝具まで扱っている企業はわずかです。これは寝具類に参入するためには大型の洗濯機や自動折りたたみ機などの高額の設備が必要だからです。
また、使い捨ておしぼりという代替製品の脅威にもさらされています。生き残るためには自社での使い捨ておしぼりの導入、高級おしぼりの開発、大規模化などが必要になってきています。
(執筆者:中小企業診断士 青木 仁志)
内容は以下の通りです。
- 業界の概要
- モデル企業の概要
- 利益計画の問題点
- 問題点の改善策
- 改善後の利益計画
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