税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい社刊)に、実務家向けとして、「利益計画」を永きに亘り連載しています。
掲載される業種は、製造業から卸売業・小売業・サービス業とバラエティに富んでおります。業種に応じたコンサルティングプロセスで経営改善提案をし、関連する業界データも豊富で、関与先経営者へのアドバイスに有益であると、読者である税理士の先生方から好評を頂いています。
今回は、「トラック運送業」を採り上げます。
トラック運送業界は、国内貨物輸送量の減少に伴う過当競争と、ドライバー不足に伴う人件費の上昇で低利益率に喘いでいます。ドライバー不足で、大手運送企業は運賃値上げに成功しても、下請け・孫請け企業はその恩恵が及ばず、ドライバー不足倒産も生じています。このような経営環境にある企業を事例に、経営改善策を提案しています。ご参考にして戴ければ幸いです。
(執筆者:経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)
内容は以下の通りです。
- 国内貨物総輸送量の減少傾向
- 運賃に反映できない軽油価格の乱高下
- 低利益率に喘ぐトラック運送業界
- 上昇する有効求人倍率でドライバー不足
- 求貨求車システムの成約率は低下・成約運賃は上昇傾向
- 他業界との給与格差は縮小傾向
- PEST分析(マクロ環境分析)
- ファイブ・フォース分析(ミクロ環境分析)
- 内部環境分析(強味・弱み)
- クロスSWOT分析で戦略の方向性策定
- 問題点の改善策提案
- 改善後の利益計画
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