今、経営承継研究部会のメンバーで、月刊誌「税理」((株)ぎょうせい、日本税理士会監修)「これで再成長!新事業進出・虎の巻」を執筆しています。「税理」は、3万部の発行で、毎月20日に発売されます。税理士さん向け ではありますが、一般の方にも分かり易いように書いています。今回は、第11回「新事業進出と企業連携」です。
中小企業を取り巻く経営環境は大きく変化し、中小企業には、積極的なイノベーションが求められています。この変化への有力な対応手段の一つが新事業進出です。しかし、新事業進出は年々厳しくなっており、場当たり的な対応では新事業の実現はできません。
そこで、これらの新事業進出の課題を解決する手段の一つとして企業連携が注目されています。同業や異業種企業、大学、研究機関等との連携を活用することです。企業連携は、持てる経営資源や機能を相互に提供・補完し、単独では実現できない新技術、新商品開発や新分野進出を可能にします。新事業進出にチャレンジし、新たな成長を望む経営者の皆様のヒントとなればと思い「新事業進出と企業連携」を述べさせていただきます。
「新事業進出と企業連携」は以下のとおりです。
- 企業連携と新事業進出
- 企業連携の状況
- 企業連携の進め方
- 連携成功に向けての課題と対応