株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」(日本税理士会連合会監修)に連載「利益計画」の、平成30年10月号掲載の「歯科医院の利益計画」をご案内いたします。
近年の歯科業界では、従来の売上の中心であった虫歯が減少し、代わって歯槽膿漏やかみ合わせが原因の歯の破折などの慢性の疾病が増加しています。このような状況は疾病構造の変化と呼ばれていますが、これに伴って治療に必要な技術も従来とは異なった技術が要求されるようになってきています。さらにセラミック製の白い歯や歯のホワイトニングといった美容的な治療がクローズアップされていますが、歯科医院などの医療機関は広告が医療法によって制限されているので、適切なマーケティングが行われていないのが現状です。今後の歯科医院の事業展開として重要性を増すと予想される、美容的な審美歯科による粗利の確保、予防を中心とした定期的なメンテナンスによる定常的な売り上げの確保、高齢化によりパイが拡大しつつある老人を対象とした在宅医療による売り上げの確保などについて記述しています。
- 業界の概要
- 疾病構造の変化とは何か
- 社会の変化
- 治療内容の変化
- モデル企業の概要
- A歯科医院の概要
- 利益計画の問題点
- 外部環境(マクロ環境)
- 外部環境(ミクロ環境)
- 内部環境分析
- SWOT分析
- 問題点の改善策
- 学習と成長の視点
- 業務プロセスの視点
- 顧客の視点
- 財務の視点
- 改善後の利益計画
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