令和3年の12か月連載「これで万全!SDGs経営・虎の巻」の2月号「バックキャスティング思考でSDGs目標実現」をご案内いたします。
本連載は、企業経営の視点でのSDGsを研究しますが、2月号では「中小企業が企業としてSDGsに取り組むアプローチの端緒」についてまとめました。
企業が、長期ビジョン・経営計画を策定するにあたっては、外部環境分析が大切です。しかし、手持ちの材料で、現状分析は可能であっても、中小企業は外部環境の長期の将来予測は困難です。
環境激変期であれば、困難性は更に増加します。SDGsの各目標は、企業が将来設計をする上の貴重なヒントを与えます。
企業のSDGs利用にあたっては、17のSDGs目標の中から自社の長期戦略にあったビジョンを構想し、目標を選定し、長期行動計画を作成し、実施内容を記録・検証していきます。具体的には、アポロ計画が代表事例の、バックキャスティング思考で実践することで実現します。
本連載は、株式会社ぎょうせい社発行の税理士向け月刊専門誌「税理」2月号(日本税理士会連合会監修)に掲載されています。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 野﨑 芳信)
内容要旨
- 200年企業とSDGs
- SDGsの概要
- SDGsを支えるつの理念
- 5つの原則(先月号で説明済)
- 持続可能な17の開発目標(ゴール)
- 169のターゲット
- 長期ビジョンを設定
- 長期目標を設定
- 事業転換の視点
- バックキャスティング思考で実践
- アポロ計画が代表事例
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