税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい刊)では、実務向けの連載として、「利益計画」が長きに亘り連載されております。
取り上げられる業種は、製造業から卸売業・小売業そしてサービス業とバラエティに富んでおり、関連する業界データも豊富で、読み物としても面白く、読者である税理士の先生からの反響も良いと聞いております。
今回は、「医療機器製造業」を採り上げました。(執筆者:中小企業診断士 青木 仁志)
医療機器には、使い捨ての木のヘラのように単価数円の消耗品もあれば、MRIなどのような1台数億円の耐久消費財まで多くの種類があり、それぞれの収益構造が異なります。
「モデル企業」は、職人向けの特殊な鋏製造業でしたが、その製造技術を使い、医療機器である人工股関節の製造に参入し軌道に乗せました。現在人工不座関節分野への事業拡大を検討しています。
内容は以下の通りです。
1・業界の概要
2・モデル企業の概要
3・利益計画の問題点
4・問題点の改善策
5・改善後の利益計画