埼玉県は、江戸時代から、首都の後背地として、
緑の供給地でした。
飯能の西川材(江戸の大火の時の建築材木)、
小川町の和紙(公用紙・日曜紙)、
深谷の藍玉(関西の木綿・麻の染料)、
見沼の田圃では、稲作が中心でしたが、
屋敷林では、植木・花木が作られてきた。
花の産地として、カーネーション・菊が多くつくられた。
さいたま市はシクラメン農家が多い。
販売単価が高いこと、輸送費が低く済むことで広がった。
現在は、通信販売が中心だが、農家の軒先でも買える。
クリスマス、新年の彩りとして基調だ。
新年の準備で農家に行って選ぶのは楽しい。
毎年流行は変わる。
今年は真綿色から薄いピンクが多い。
氷川参道はまだ秋の風情、散歩に好適
大宮図書館の窓からでも、日々の移ろいが楽しめる。
参道の人通りが増えるにつれて、お店が増えた。
台湾料理、南インド料理、イタリアン、手作り饂飩
天然酵母パン、ベーグル、サンドイッチ・・・多様だ
年明けの、梅・さくらが待ちどおしい。