税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい刊)では、実務向けの連載として、「利益計画」が長きに亘り連載されております。
取り上げられる業種は、製造業から卸売業・小売業そしてサービス業と多岐に渡り、業界動向の把握や経営計画策定のポイントを示しており、読者である税理士の先生からの好評を得ているとのことです。
今回取り上げるテーマは、ビルを対象に清掃・保守管理・設備管理等を行うビルメンテナンス業界です。オフィスやマンションなど管理物件は増加しており、メンテナンス需要は無くならないため、安定した事業のように思えるが実際にはそうとも言い切れません。ビルメンテナンス業界は売上原価に占める人件費の割合が高い労働集約型産業といえます。したがって、業績は景気の動向に左右されやすく、景気が良くなり建物の建築が増えると売上高は増加し、景気が悪くなると価格競争が激しくなり収益率が悪化する事業構造です。業界を取り巻く課題のあぶり出しと、その改善策を解説しています。(執筆者:中小企業診断士 平出 重浩)
内容は以下の通りです。
- 業界の概要
- ビルメンテナンス業界の特徴
- ビルメンテナンス業界の沿革
- ビルメンテナンス業務の概要
- ビルメンテナンス業界の市場規模
- ビルメンテナンス業界が抱える課題
- モデル企業A社の概要
- 概要
- 環境分析
- 課題
- 課題の改善策
- 利益計画
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