経営承継事業部

月別アーカイブ:2022年 6月

税理6月号ポストコロナ経営・虎の巻「顧客にとっての価値は何か」のご案内

令和4年の12ヶ月連載「ポストコロナ経営・虎の巻」の6月号「顧客にとっての価値は何か」をご案内いたします。
株式会社ぎょうせい発行「税理」5月号(日本税理士会連合会監修)

長期経営計画の構成要素の一つは、「顧客にとっての価値」です。コロナ禍に対する短期的な課題は、資金繰りを中心とした対応で乗り切れました。一方、自社のみならず地域社会を含めた課題への対応には、コロナ禍の環境変化も念頭に置いた長期経営計画策定をすることが必要です。
ポストコロナの経営計画には、価値の判断基準が重要です。自社の構成員の全員が、共通の基準で判断できれば、外部の関係者は安心して取引を進めることができます。

(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 野﨑 芳信)

《内容要旨》
1.判断基準を持っておくこと
2.製品・商品
3.サービス
4.ビジネスモデル
5.他社との差別化
6.第三者視点で検証する
7.価値視点のポストコロナ長期的経営計画

掲載全文は ↓ こちらをクリックしてください。
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バイオマス発電


那珂川バイオマス発電所

日本の再生可能エネルギーの発電割合は、2020年速報ベースで20.8%となったと報告されている。太陽光8.5%、水力7.9%、バイオマス3.2%、風力0.86%、地熱0.25%と初めて太陽光が首位になった。2014年太陽光1.9%、水力8.0%、バイオマス1.5%、風力0.47%、地熱0.24%で再生可能エネルギー比率12%に比べ、太陽光の進展が著しい。
毎回の記事は、実際に現地で体験した内容を記載しているが、バイオマスだけは見学できずにいた。今回見学を希望していた、栃木県のバイオマス発電所は、コロナ禍で見学中止となっていたが、6月下旬には見学コース再開とのニュースが入った。一段落したら、是非見学し、報告したい。
那珂川バイオマス発電所の見学は、以下のHPから確認できる。
(窓口)山林舎 http://3rin-sha.com/
学生の夏休みの研究にもってこいです。林業体験他も可能。
廃熱を利用して、マンゴーの生産をしており、パフェも食べられる。
バイオマス発電については、電話ヒアリングとネット情報を使った。
<バイオマス発電>
定義:木屑や燃えるゴミなどを燃焼する際の熱を利用して電気を起こす発電方式
カーボンニュートラル:植物は燃やすとCo2を排出するが、成長過程ではCO2を吸収し、プラスマイナスゼロとの計算による
バイオマスエネルギーの種類:木質燃料・バイオ燃料・バイオガス
木質燃料;建築廃材、製材廃材、林地残林
バイオ燃料:サトウキビ・トウモロコシ由来のエタノール
バイオガス:生ごみ・家畜の糞尿由来のメタンガス
日本の木質バイオマス発電は、2020年2.13GW、2030年6.26GW。を計画しているが、現状バイオマス発電所を所有運営している民間企業の見解は、暗いものがある。
電力会社の発電所から送電網へのアクセス費を企業が負担すること。木質系の燃料の確保は企業が行うと、コスト高な上、ウクライナ禍に端を発した、燃料費の高騰予測で、新たな設置意欲は急速に衰えている。
食の安全保障の観点から、畜産の国内回帰・糞尿処理増に伴うバイオガスの方が安定的かも知れない。

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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