経営承継事業部

事業部トップ>コラム>休憩室>世界遺産巡り④ 原爆ドーム

世界遺産巡り④ 原爆ドーム

世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され,過去から引き継がれた貴重な資産」と定義され、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類があります。

今回は広島市にある世界文化遺産「原爆ドーム」を紹介します。

添付の写真は、広島サミットの1カ月前の4月に撮影したものです。サミットでは厳重な警備がなされていましたが、4月は外国人が大半を占める旅行客でいっぱいでした。
戦前は「広島県産業奨励館」としてチェコの建築家による設計でモダンな建物として観光名所となっていました。昭和20年8月6日8:15建物は爆風と熱線により全焼、館内の人は全員即死でしたが、爆心地に近く爆風を垂直に受けたため奇跡的に倒壊を免れました。「原爆ドーム」という名前は、建物の頂上が傘状になっている形から、「いつ頃からともなく市民の間から誰ということもなく自然に言い出された」と言われています。

2枚目の写真は平和祈念公園の原爆死没者慰霊碑ですが、献花台からは原爆ドームが見える配置となっており、石室には「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから。」と刻まれています。

あくまでも個人的な意見ですが、戦争の遺産を訪れた時にいつも思うことがあります。広島の被爆、長崎の被爆、東京大空襲などすべて民間人がターゲットとなり犠牲となっています。戦争に負けたからといって、何をされてもいいわけではありません。先般亡くなられた故坂本龍一は、生前に原爆ドームの前で演奏会を開き、非核を訴えています。自分への自戒も含め日本人はもっと声出していくべきだ、と感じました。

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

詳細はこちら >

執筆者

月別アーカイブ

このページの先頭へ