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お知らせ

さいたま総合研究所からのお知らせです。

売上アップの近道!ヘアサロンが今すぐ取り組むべき3つの施策 

  1. はじめに:なぜ「今」売上アップ策が必要なのか

美容業界は今、かつてないほど競争が激化しています。 
ホットペッパーなどの予約サイトを見れば、同じエリアに何十件ものサロンが並び、価格もクーポンも似通っています。 

さらに、 

  • 物価や人件費の上昇 
  • 新規顧客の獲得コストの増加 
  • リピート率の低下 

といった課題が重なり、「忙しいのに利益が残らない」状態に陥るサロンも少なくありません。 

こうした状況を打開するには、単に「集客を増やす」だけでなく、“売上の質”を高めることが必要です。 
売上は、「客数 × 客単価 × 来店頻度」で決まります。 
つまり、新規を追いかけるよりも、既存客の定着と単価アップに目を向けることが、もっとも効果的な近道なのです。 

ここでは、ヘアサロンが“今すぐ”取り組むべき3つの施策を紹介します。 

 

  1. 施策①:既存顧客の「再来店率」を高める

新規集客に力を入れても、リピートされなければ利益は積み上がりません。 
実際、サロン経営の安定度は「新規数」よりも「再来店率」で決まります。 

(1)次回予約を“仕組み化”する 

もっとも基本でありながら、最も効果のある施策が「次回予約」です。 
施術後に「次回は〇週間後が理想です」と具体的に提案し、その場で次の予約を入れてもらうことで、再来店率は一気に上がります。 
予約アプリを活用して“自動リマインド”を送る仕組みを整えると、手間なく継続できます。 

(2)来店履歴からのパーソナライズ提案 

「前回カットから2か月」「カラーから1か月半」など、顧客ごとの来店周期をデータで把握し、タイミングに合わせたメッセージを配信しましょう。 

たとえば、 

「そろそろカラーのメンテナンス時期です。艶を保つトリートメント付きプランはいかがですか?」 

といった個別フォローをLINEやメールで送ると、“自分のことを覚えてくれている”という信頼感が生まれます。 
これにより、再来店率が10~20%上がるケースも珍しくありません。 

(3)アフターフォローで「信頼関係」を資産化 

来店後3日~1週間以内に、「仕上がりはいかがですか?」といったフォローメッセージを送るだけで、満足度が格段に上がります。 
小さな気配りが「次もお願いしたい」と思わせるポイントです。 
顧客との信頼関係を積み重ねることが、リピート・紹介・口コミといった“売上の資産化”につながります。 

 

  1. 施策②:単価アップの仕組みを作る

美容業界では「価格競争に巻き込まれている」と感じるサロンが多いですが、実は単価アップのチャンスはどの店舗にもあります。 
大切なのは、「高く売る」のではなく、「価値を感じてもらう」ことです。 

(1)セットメニュー・アップセルを提案型に 

単価アップで最も効果的なのは、“組み合わせ”の提案です。 
「カット+カラー」「カラー+トリートメント」などのセット化はもちろん、 

「カラーの色持ちを良くするトリートメントを追加される方が増えています」 
といった提案トークをスタッフ全員で徹底すると、平均単価が安定して上がります。 

(2)プレミアムメニュー・上位プランの導入 

顧客の中には「もっと良い仕上がりを求めている」層が必ず存在します。 
そこで、既存メニューの上位版を設定しましょう。 
たとえば、 

  • 通常トリートメント → 髪質改善プレミアムコース 
  • 通常カラー → ダメージレスオーガニックカラー 

「最安値ではなく、“信頼できる品質”を選びたい」顧客層を取り込むことで、価格競争から脱却できます。 

(3)体験価値で差別化する 

単にカット・カラーを提供するだけでは差がつきません。 
「癒しの空間」「カウンセリングの丁寧さ」「アフターケアの提案」など、体験そのものの価値を高めることが大切です。 

たとえば、施術後に“スタイリングの仕方を動画で共有”するなど、顧客が自宅でも満足できる体験を提供すると、「このサロンじゃないと」と感じてもらえます。 

 

  1. 施策③:新規顧客の獲得効率を改善する

もちろん、新規顧客の獲得も重要です。 
ただし、広告費を増やすだけでは効率が悪く、利益を圧迫します。 
ここでは、費用を抑えて効果を上げる3つの方法を紹介します。 

(1)Googleビジネスプロフィール・SNSを整備する 

Google検索で「地域名+美容室」と調べたときに表示される情報(Googleビジネスプロフィール)は、“無料で使える最強の集客ツール”です。 
営業時間・メニュー・口コミ返信を整えるだけで、検索順位が上がり、新規来店が増えます。 

また、Instagramでは「ビフォーアフター」「お客様のリアルな声」「ヘアケアの豆知識」など、“売り込まない発信”を心がけましょう。 
フォロワー数よりも、来店につながる「信頼度」を積み上げることが目的です。 

(2)紹介制度を仕組み化する 

紹介は、最も信頼性が高く、成約率の高い新規獲得手段です。 
「紹介した方・された方の両方に特典を付与する」ことで、自然な口コミの輪が広がります。 

例: 

「お友達紹介でお二人とも10%OFF」 
「紹介した方に次回トリートメント無料サービス」 

紹介経路をカルテに記録し、紹介者へ感謝メッセージを送ることで、継続的な紹介が生まれます。 

(3)予約導線・LPの改善 

せっかくSNSや口コミで興味を持ってもらっても、予約ページが使いづらいと離脱してしまいます。 
予約ボタンを目立たせる、スマホ対応を徹底する、初回特典を明記するなど、成約率を上げる導線設計を行いましょう。 
広告費を増やさずとも、コンバージョン(成約率)が上がれば売上は確実に伸びます。 

 

  1. まとめ:3つの施策を「小さく・早く」回す

ここまで紹介した3つの施策は、どれも難しいものではありません。 
ただし、「やる」と決めても続けられなければ意味がありません。 

まずは、ひとつだけ選んで始めることが大切です。 
例えば、 

  • 今月は「次回予約率」を上げる仕組みを見直す 
  • 来月は「上位プラン」を新設して単価アップを狙う 
  • その翌月に「Googleビジネスの口コミ返信」を習慣化する 

といったように、1ヶ月単位でPDCAを回していくと、確実に成果が出ます。 
数字で効果を見える化し、スタッフ全員で共有すれば、チームの意識も変わります。 

 

  1. おわりに:中小企業診断士からのメッセージ

ヘアサロンの経営は、「技術」だけでなく「経営の見える化」が成否を分けます。 
リピート率・単価・新規数という3つの指標を数字で管理できるようになると、打つべき手が見えてきます。 

サロン経営の成功とは、「お客様との関係を資産に変えること」です。 
次回予約・フォロー・提案・紹介──。どれも地味な積み重ねですが、それこそが売上アップの最短距離。 

戦略はシンプルでいい。大切なのは「実行と継続」。 

今日からできる一歩を、スタッフ全員で始めてみましょう。 
きっと半年後には、数字にも笑顔にも変化が現れているはずです。 

第24回さいたま総研成功塾が無事終了しました

2025年5月31日(土)大宮ソニックシティ会議室にて第24回さいたま総研成功塾が開催されました。

法政大学大学院客員教授の増田辰弘氏を講師にお迎えし、中小企業のアジア展開支援についてご講演いただきました。
増田達弘氏のプロフィール及び当日の講演要約に関しましては、チラシをご参照ください。

なお、7月14日発売の「週刊BCN vol2067」に、増田先生が当組合を紹介する記事を執筆くださいましたので、こちらよりご覧下さい。

第24回さいたま総研成功塾のご案内

第24回 成功塾講演会
2025年5月31日(土)15時から大宮ソニックシティ会議室にて実施

テーマ:世界経済の変化から見えて来る日本企業の道標
講師:増田 辰弘氏(法政大学大学院客員教授)
内容:アジアビジネス探索者である講師の中小企業アジア展開支援について講演

詳細はチラシをご参照ください。
お申込みはチラシに必要事項を記入の上、FAXにてまたはお問い合わせよりお願いします。
経営者の皆様はもちろん、一般の方も多数のご参加賜りたくご案内申し上げます。

有機農業者の経営支援において「みどり認定」を取得しました

さいたま総合研究所農林水産ビジネス事業部が長く支援させていただいている陽子ファーム(所沢市、園主:池田佳弘)が、令和6年12月3日、埼玉県川越農林振興センター初の「みどり認定」を取得しました。

「みどり認定」は令和4年にみどりの食糧システム法が施行されたことに伴う「環境負荷低減事業活動の実施に関する計画」を認定するもので、設備投資の税制優遇、さまざまな国庫補助金の採択での優遇、日本公庫の無利子融資等の認定メリットがあります。
認定を受けるためには環境負荷低減に取り組むことが条件で、有機堆肥作り、バイオ炭の農地施用、農業用プラスチックの排出削減など、具体的な取り組み計画が求められます。
埼玉県による「みどり認定」チラシ

本認定はかねてより農林水産ビジネス事業部農業チーム(チームリーダー:田島寛司)が積極的に支援活動を続けてきた成果であると自負しております。
今後もさいたま総合研究所は「みどり認定」の推進に向けて、農業者の環境負荷低減の取り組みを支援してまいります。

陽子ファームみどり認定認定証

「税理」令和6年12月号「心理的安全性・虎の巻『心理的安全性を高める方策を導入する』」のご案内

令和6年の12か月連載「これで万全!心理的安全性・虎の巻」の112号「心理的安全性を高める方策を導入する」をご案内いたします。

「心理的安全性を高める」とは、現状が「心理的安全性」ではないことを前提にしています。現状は百社百様ですから、万能な改善策は存在しません。
(1)各社の現状分析、(2)問題の因把握、(3)解決策の選択、(4)改善策の実行により、心理的安全性を高めます。
10月号の「ワイワイガヤガヤ」に加えて、紙数の関係で本稿では(1)「やってみなはれ」、(2)「メンター制度」、(3)「アサーティブコミュニケーション」、(4)「評価制度の見直し」、(5)「パルスサーベイ」を紹介します。

最後に、心理的安全性を向上させて働きがいを高める方策について、エドワード・デシとリチャード・ライアンが提唱した自己決定理論で説明します。

掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」12月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)

  1. サントリーの「やってみなはれ」の経営哲学」:日本では、馴染みに薄いウィスキーの普及に「やってみなはれ、やらな、わかりまへんで!」とチャレンジ精神を鼓舞して心理的安全性を担保しています
  2. チャレンジ精神を誘発する未来事業開発部:やってみなはれ精神のDNAの制度化
  3. 心理的安全性を高める工夫:(1)マネジメント層の取組、(2)メンバー全員の取組、(3)制度面の導入
  4. メンター制度の導入:メンターとは、新入社員・転職社員・転勤社員など、組織に馴染みの薄い社員の相談に乗る支援者のこと
  5. アサーティブコミュニケーションの導入:アサーティブコミュニケーションとは、自然体で対等に意思疎通をすることで、相手を尊重しつつ自分の意見・要望を的確に伝えるコミュニケーションの手法のこと
  6. 評価制度の常時見直し:心理的安全性を維持・向上させる視点から、組織内の評価制度を変化に応じて常に見直す
  7. パルスサーベイの定期的な実施:心理的安全性の課題の発見と改善策を継続的に実施する

詳細は画像をクリックしてください。

「税理」令和6年12月号

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