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センチメンタルジャーニー(7)「頭のリズム体操」

  

神戸勤務時代、レコード店にレジスターを販売した営業の紹介で、10%割引でレコードを購入できた。LP盤2000円の時代、毎月給料日にレコード店を訪問し、クラシック音楽のLP2枚を購入した。月々4000円の出費は新入社員の給料としては大きな出費であったが、徐々に手持ちのレコードが増えるのが楽しみでもあった。

神戸時代は、会社から三宮駅に帰る途中に神戸会館があり、当時流行の「労音」に加入して、朝比奈隆指揮の大阪フィルのクラシック音楽を楽しんでいた。と言うより、仕事帰りの疲れた神経を、心地よい音色が睡眠を誘い、終了の拍手で目を覚ますことも多かったように記憶している。

その後、福岡転勤となり演奏会場とは縁が遠きなり、魚のおいしい福岡では会社の同僚との夜の酒を楽しむ機会が多かった。飲み代が安くおいしく魚を満喫した。普段の給料に加えて転勤手当てが加わり、お金に余裕があった。会社の同僚に加えて、学生時代の山歩きの友人との再会、米軍基地のアメリカ人の友人との交友など、人生を最も楽しんだ時代で、レコードを楽しむ機会が少なくなった。

東京転勤・定年退職・コンサルタント生活と多忙な生活で、クラシック音楽と縁が遠い生活が続いたが、最近はユーチューブが身近になり、クラシック音楽を楽しませてくれるようになった。昔懐かしいリズミカルなピアノ曲、抒情的なバイオリン曲は、疲れた頭を休ませてくれる頭のリズム体操である。楽しみの復活である。

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