経営承継事業部

経営承継ケーススタディ(早期着手・長期計画がカギ)

平成26年5月号から6回に亘り、東京都製本組合様の機関誌「製本界」(隔月刊)に、
「経営承継ケーススタディ(早期着手・長期計画がカギ)」を連載しました。
本コーナーでは、東京都製本組合様ご了解のもと、順次公開致して参りました。
今回、ご紹介するのは、「製本界」平成27年3月号(第6回・最終回)です。

テーマは、「廃業も選択肢の一つ」です。
執筆は、当経営承継事業部の荒川 光一(中小企業診断士)が担当しました。
内容は、
1)  中小企業の廃業の実態
2)  廃業を意識した時
3)  廃業を決断したら
4)  健全廃業で生きがいづくり
5) まとめ
となっております。
詳細は、jshoukei@quiet-hita-2227.chu.jp/wp-ss-net まで

picture201503

「これで再成長!新事業進出・虎の巻」1月号のご案内

今、経営承継研究部会のメンバーで、月刊誌「税理」((株)ぎょうせい、日本税理士会監修)「これで再成長!新事業進出・虎の巻」を執筆しています。
最新は2月号が出ており、最新の内容はサイトで紹介はできませんが、前月のものを紹介する企画にしました。
「税理」は、3万部の発行で、毎月20日に発売されます。税理士さん向け ではありますが、一般の方にもわかりやすいように書いています。
今回は、「これで再成長!新事業進出・虎の巻」、ープラス志向の出口戦略ー(第1回)「なぜ今、新事業進出か」です。

<内容要旨>
1.ライフサイクルを見極める
2.地域別総生産の推移
3.産業構造の変化
4.新事業進出の理由
5.新事業の取組み開始時期と成果
6.新市場選択の成功要因
7.新事業進出検討開始時の業績動向
8.新事業進出の形態
9.なぜ今、新事業進出か

詳細は以下をクリックしてみてください。

 

sin1601s

zeiri1601

経営承継ケーススタディ(早期着手・長期計画がカギ)

平成26年5月号から6回に亘り、東京都製本組合様の機関誌「製本界」(隔月刊)に、
「経営承継ケーススタディ(早期着手・長期計画がカギ)」を連載しました。
本コーナーでは、東京都製本組合様ご了解のもと、順次公開致しております。
今回、ご紹介するのは、「製本界」平成27年1月号(第5回)です。
テーマは、「経営承継のネック解消を考える」です。
執筆は、当経営承継事業部の佐藤節夫(中小企業診断士)が担当しました。
内容は、
1)  経営承継を考える
2)  従業員持株会を活用する
3)  種類株式を活用する
4)  信託を利用する
5) 資産管理会社を健闘する
6) まとめ
となっております。
詳細は、jshoukei@quiet-hita-2227.chu.jp/wp-ss-net まで。

photo201501

「これで成功! 健全廃業・虎の巻」連載のご案内

経営承継事業部は、平成21年の「これで万全!経営承継・虎の巻」(24カ月連載)、平成25年の「これで納得!経営革新・虎の巻」(12カ月連載)、平成26年の「これで安心!事業承継M&A・虎の巻」(12カ月連載)、、平成27年の「これで成功!健全廃業虎の巻」(12カ月連載)に続き、平成28年は「これで再成長!新事業進出虎の巻」の12カ月連載を開始しました。 掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の月刊誌「税理」(日本 税理士会連合会監修)です。
執筆テーマは以下を予定しています。
1月号 なぜ今、新事業進出か
2月号 求められるアントレプレナーシップ(起業家精神)
3月号 成功要因はリーダーシップ
4月号 現ビジネスモデルの見直し
5月号 既存事業と新規事業の経営資源の配分
6月号 新ビジネスモデルを生み出す
7月号 新事業マーケティング戦略の構築
8月号  新事業の事業化に向けて
9月号  新事業のための人材投資と組織の見直し
10月号 現事業・新事業を合わせた利益計画と資金調達計画
11月号 新事業のアライアンス
12月号 3年後のビジネスモデル構想
ご期待ください。 なお、1月号は店頭に並んでいます。ご購読いただければ幸いです。

伝統工芸産業の再生

                                                kougeihin

                                                     京友禅    からくり人形    ミウラ折り

 ものづくり日本の原点は、徹底的に品質にこだわり、技術の限界に挑戦する職人魂である。「ものづくり」という言葉には、日本人が長い歴史の中で受け継いできた精神性のようなものを感じる。この感性は、美しい四季がある一方で、地震などの厳しい自然災害など多様な環境の中で、日本人の遺伝子に書き込まれてきたのかもしれない。その細やかな感性を表現するために、日本人は、表現豊かな日本語を生み出した。そして、この微妙な感覚を表現する言葉は、「ものづくり」の高度な技術継承に必要不可欠なものであった。

現代に継承されている織物や刀剣、からくり人形などの伝統工芸品は、当時のハイテクで作られたものである。これらの工芸品は、美しさと精緻さ、職人の加工技術の高さや工夫などの集大成であり、芸術的な価値をもっている。

しかし、日本の伝統工芸品の生産額は、1990年をピークとして、バブル崩壊等の影響で急激に衰退、低迷し、現在はピーク時の約2割程度になってしまった。その主な理由は、生産額の減少、それに伴う生産性の悪化、という負のスパイラルに陥っているためと言われている。

しかし、なぜ伝統工芸産業がこれほどまでに衰退してしまったのか、その最大の要因は、営業力不足と思われる。伝統工芸事業者の多くは、販売を代行する産地問屋を経由して販売している。そのため、不況で問屋からの注文が減少すると、他の販売チャネルがないため生産額も減少してしまう。そして、伝統工芸産業の衰退は、地域産業衰退の一要因にもなっている。

いいものを作れば売れる時代は終わり、経営環境が目まぐるしく変化する中で、伝統工芸の再生支援は、中小企業の経営支援を業とする我々の事業領域でもある。営業を通じて、顧客とのコミュニケーションから時代に適合した新商品開発をする。これにより、伝統工芸品のブランド力が高まり、海外からの低価格な商品との差別化を図ることができる。

伝統工芸は、ものづくりの長い歴史を経て、積み上げられたノウハウの結晶である。その技法や技術をヒントにして開発された最先端技術は、多数あるといわれている。例えば、東京大学名誉教授の三浦公亮氏が考案した折り紙技法である。この技法は、太陽電池パネルや地図など平面物の折り畳み法として活用されている。このように、伝統工芸の技術と最新の技術は、開発のアイデアを考案する上で、強い結びつきがある。

海外での高い評価から、改めて日本国内で、伝統工芸品の良さを見直す動きが出始めている。職人が時間と労力をかけて丁寧に仕上げた商品に価値を見出して、若者が後継者として働くことができる産業に再生できることを願う

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

詳細はこちら >

執筆者

月別アーカイブ

このページの先頭へ