経営承継事業部

世界遺産巡り② 軍艦島

世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され,過去から引き継がれた貴重な資産」と定義され、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類があります。

今回は長崎にある文化遺産「端島炭鉱」(通称 軍艦島)を紹介します。
軍艦島は2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の全国8県に分散する構成遺産のうちの1つとして世界文化遺産に登録されました。

軍艦島の歴史は、1810年に岩礁だった端島に石炭が発見されたことから始まります。1890年三菱が買収し、海底炭鉱の採掘と島の埋め立てを開始しました。

出炭量の増加に伴い居住設備と人口が増加、1916年に日本初の鉄筋コンクリート造りの集合住宅を建設、1960年には人口5,267人と東京都に人口の9倍以上の人口密度となりました。

その後石炭から石油へのエネルギー革命により衰退し、1974年に閉山し無人島となりました。島には廃墟となった建物が当時のまま残っています。

正式名称は端島ですが、長崎造船所で建造の軍艦土佐に似ていたことから軍艦島の名がつきました。

3枚目の写真は、軍艦島と同じく文化遺産に登録となった長崎造船所がある長崎港の夜景です。安土桃山時代から江戸時代を通じ貿易港として栄え、明治時代には富国政策の一端を担い、昭和時代では原爆被災地となった長崎ですが、2022年の日本新三大夜景に選出された美しい街です。

「税理」10月号のポストコロナ経営・虎の巻「事業再構築の経営計画」のご案内

令和4年の12か月連載「これで万全!ポストコロナ経営・虎の巻」の10月号「事業再構築の経営計画」をご案内いたします。

コロナ感染症の発生に伴い、業種ごとの業績推移については、かなりの差が出ています。

テレワークやリモート会議の浸透、非接触ビジネスの台頭などビジネスモデルは変化しています。ポストコロナの消費需要復活に対しどう戦略をたてるのか意識を変える必要があります。

既存の事業だけに頼るのではなく、ニーズの変化を察知して事業の再構築を検討し実行することが業績を左右する重要なポイントとなってきています。

競争戦略再構築のチャンスととらえて事業構造を再構築すべきです。

 

掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」10月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 平出 重浩)

内容要旨

  1. 事業再構築の必要性
  2. 事業再構築とは
  3. 事業再構築検討手順
  4. 資金計画
  5. 補助金

詳細は画像をクリックしてください。

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「税理」9月号 「レンタルスペース業のモデル利益計画」 のご案内

税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい刊)では、実務向けの連載として、「利益計画」が長きに亘り連載されております。

取り上げられる業種は、製造業から卸売業・小売業そしてサービス業と多岐に渡り、業界動向の把握や経営計画策定のポイントを示しており、読者である税理士の先生からの好評を得ているとのことです。

今回はレンタルスペース業を取り上げています。
レンタルスペースは、地方自治体や自治会が地元住民へのサービスの一環として、無料や格安で提供されてきました。
しかし、利用者のニーズの多様化・高度化と、シェアリングエコノミーの発想の進展により、空間活用ビジネスとしてレンタルスペース業が発達しています。

 業界の概要
 モデル企業の概要
1.A社の概要
2.A社の遠隔
3.外部環境の変化(PEST分析)
4.5F分析
5.戦略の方向性
6.レンタルスペース事業内容
7.レンタルスペース事業の利益計画の改善
(執筆者:中小企業診断士 長谷川 勇)

 詳細はをクリックして下さい。本文をご覧いただけます。
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「税理」9月号のポストコロナ経営・虎の巻「ポストコロナはDXで生産性向上」のご案内

令和4年の12か月連載「これで万全!ポストコロナ経営・虎の巻」の9月号「ポストコロナはDXで生産性向上」をご案内いたします。

コロナ禍により、DXへの取り組みが加速化し、商工会議所・商工会を中心に中小企業での取り組みも開始しています。
DXは、生産性向上を図る考え方(ツール)です。大企業での取り組みの全容を把握し、中小企業として、どう対応していくかを早めに検討していくことが肝要です。常に「何を目的に使うのか」という視点を忘れてはいけません。

掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」9月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 野﨑 芳信)

内容要旨
1.DXの定義
2.建設業の課題・解決方法に伴うDX
3.建設業界のDXツール
4.コロナ禍への短期的な対応
5.コロナ禍で急伸した技術
6.ヒトを大切にする経営で進んだDX
7.中小企業のDXの端緒
8.ポストコロナの長期的経営計画

詳細は以下をクリックしてください。
post2209s

風の盆恋歌

     

町流し          諏訪町通り(日本の道百選)

二百十日の初秋の風が吹く毎年9月1日から3日にかけて「おわら風の盆」は行われます。舞台となるのは江戸時代から越中と飛騨の交流拠点として栄えた富山市八尾町。蚕種、生糸、和紙などの産業により発展を遂げ、格子戸の旅篭宿、白壁の土蔵、造り酒屋など、昔の面影を今も残す風情ある坂の町です。八尾の町の人たちが、哀調のある三味線、胡弓の音色と越中おわら節の唄声に合わせ街筋を流して踊りを披露する、延べ20万人の人が訪れる伝統行事です。

私が、「おわら風の盆」を知ったのは今から三十数年前。その時勤務していた会社の人事部にいたころ。偶然同じ高校の出身でもあった上司のカラオケの十八番が「風の盆恋歌(石川さゆり)」であったことでした。その方は休み時間は常に読書、またカバンは持たず文庫本一つを手に携えて会社に出勤するというスタイル。お酒は弱いけど毎日終業後は居酒屋に誘ってくれて、常に柔和な笑顔を絶やさない、当時30歳手前の私には憧れの上司でした。    その後、私は家庭事情により転職することとなりその上司とお会いする機会もない日々が続きましたが、ずっと心の底にあった「おわら風の盆」。2018年9月、初めて訪れることとしました。八尾の街に到着するや否や聞こえてくる哀調のある胡弓の調べと越中おわら節の澄んだ唄声。編み笠を深くかぶった女性が無言で踊るその振り、所作の気品高さにすぐに魅了されました。公式には踊り行事は23時までとされていますが自然発生的に踊りが始まるという話も聞き、町流しや踊りの輪を求めて各町を未明まで歩き続けました。いつか上司と再会し「おわら風の盆」の思い出を報告しようと思っていた矢先の2018年11月、思いもよらない訃報を聞くこととなりました。

「おわら風の盆」はコロナ禍で2年間中止を余儀なくされていました。2022年は一定の制限の中ではありましたが3年ぶりに開催されたとのこと。私は、今度は小説「風の盆恋歌」(作:高橋治 新潮文庫)を読んで、再度訪れようと思っています。

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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