経営承継事業部

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執筆者:長谷川 勇

2013年 経営承継相談会開催のご案内

2013年も毎月第二木曜日に経営承継相談会(無料)を行います。
開催時間が14:00~17:00と、昨年とは変更になった点にご注意ください。

経営承継の課題は個別企業により異なります。中小企業診断士が、中小企業の皆様の経営承継に関する様々なお悩みに対し、じっくりとご相談させていただきます。お気軽にご相談下さい。
ご希望の方には経営承継診断書(簡易版)を無料で作成いたします。

こちらから2013相談会 申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAXでお申込み下さい。


<開催概要>
■会場
新都心ビジネス交流プラザ(mio 新都心5F)
〒338-0001 さいたま市中央区上落合2-3-2(JR 北与野駅前/徒歩0分)

■日時
毎月第二木曜(14:00~17:00) ※申込み後に、日時をご連絡いたします

■相談会の流れ
 1.お申込み ※相談日の5営業日前までにお申込み下さい
 2.日時の確認
 3.経営承継の相談
 4.簡易診断書の作成

これで納得!経営革新・虎の巻」(第1回)

今、経営承継研究部会のメンバーで、月刊誌「税理」((株)ぎょうせい、日本税理士会連合会 監修)に「これで納得!経営革新・虎の巻」を執筆しています。

最新は2月号が出ておりまして、最新の内容はサイトで紹介はできませんが、前月のものを紹介する企画にしました。 「税理」は、3万部発行でして、毎月20日に発売されます。税理士さん向けではありますが、一般の方にもわかりやすいように書いています。

今回は、1月号「経営革新計画の必要性(1)」です。

<Question>

私は、38歳の常務で食品卸売業の後継者です。社長は創業者のワンマンタイプ
の経営者で、2年後の65歳を機に代表を退き、私が代表取締役に就任する予定
です。事業は順調で、経営方針を変更する必要性なしと周囲は感じています。
「前任者の経営方針を着実に実行することが私の役目」は、多くの経営者の就
任の辞ですが、経営方針を踏襲することが進むべき方向でしょうか。

<Answer>

税理1月号をクリックしてみてください。また、メールにてご感想をいただけましたらありがたいです。

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お問い合わせ → 経営承継事業部 経営承継事業部


これで万全!経営承継・虎の巻(第49回)

経営承継は中小企業の経営者にとって避けては通れない大きな経営課題です。
経営承継事業部では円滑な経営承継のお手伝いを致します。

━━経営承継事業部からのお知らせ━━━━━━━━━━━━━━━

 ◆2013年特別企画のご案内◆

 経営承継事業部では,第2回「経営承継ミニ・セミナー」(無料)を12月
 終了しました。2月に下記セミナーを、3月からは新たなセミナーを予定して
 います。経営承継・経営革新相談会(無料)も2011年3月より継続開催
 しています。      

 ■経営承継ミニ・セミナー(無料)
  ▽開催予定概要(番外編:カンボジア投資環境視察報告会)
   日 時:平成25年2月14日(木)17:00~18:30
   場 所:mio新都心5F(新都心ビジネス交流プラザ)
   申込み:長谷川 勇(090-9325-6261)
                               FAX:048-878-1817

 経営承継事業部では,ご好評により第3回10ヶ月連続「経営承継ミニ・セミ
 ナー」(無料)を2013年3月より内容を変えて開催します。
    テーマ:「円滑な経営承継のための経営革新」

 ■経営承継・経営革新相談会(無料)
  経営承継の課題は個別企業により異なります。中小企業診断士が、中小企
  業の皆様の経営承継に関する様々なお悩みに対し、じっくりとご相談させ
  ていただきます。ご希望の方には経営承継診断書(簡易版)を無料で作成
  いたします。お気軽にご相談下さい。
  詳細は「2013相談会チラシ」をクリックして下さい。

  こちらから、2013相談会申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、FAXでお申込み下さい。

  お問い合わせ → 経営承継事業部

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■これで万全!経営承継・Q&A

「種類株式を活用し経営承継を表明する」(回答者:渡邉勝次)

<Question>
私は住宅リフォーム業の創業者です。厳しい経済環境ながら業績は良く、発行
済全株式を私が所有してます。自社株以外にめだった個人資産はありません。
子は3人で、長女はすでに嫁いでおり、長男と次男が当社に勤務しております。
自社株は漸次長男と次男に分けていくつもりですが、妻や長女への分与も考え
ると扱いが難しく、どのような方法があるか教えてください。

<Answer>

相続が発生すると自社株は法定相続分に応じて分けられます。子の相続分は
全体の六分の一となり会社の経営を支配できません。これを避けるためには事業
を引き継ぐ子に自社株を①遺贈するか、②贈与する方法があります。しかし、遺
留分が残るので完全に会社を支配できません。株式が分散するリスクもあります。

 

1.第一の方法は、普通株式の一部をA種類株式、B種類株式に変更する
方法です。A種類株式は拒否権付株式いわゆる黄金株として保有し、普通
株式は経営権を継承する子のために、B種類株式は議決権のない配当優先
株として経営に興味のない妻や長女のために保有します。

 

2.種類株式の発行は登記によって開示されます。登記簿をみた取引先は、
計画的な経営承継の意思を理解することになります。また、事業承継候補の
子や従業員も、社長の強い意思を感じ取ることでしょう。

 

3.具体的な株式の異動は、家族の話し合いを踏まえて合意の上で実施します。
株価は業績に連動しますから、業績が悪化し株価が下がった時は贈与で、業績
が向上し子の役員報酬を上げられる時は譲渡といった切り分けも検討してくださ
い。また、退職金や弔慰金の上乗せなどで個人の現金資産を増やし、自社株以
外の資産を妻や長女ために用意しておくことも、均分相続の備えとして重要なこと
です。

 

4. 第二の方法は、定款に株主ごとの株式の内容を異にする株式、いわゆる属人
的株式を発行する方法です。非公開会社に認められた方法ですが、属人的株式
では、1株式100個の議決権設定も自由です。属人的株式は定款変更だけで発
行できます。外部に身内のことを知られたくない場合や会社法の9種の種類株式に
制限されない内容の株式を発行できますので活用の余地大です。

5.自社株の承継計画は、中小企業向け優遇税制の動向や相続税の改定、相続
人の状況など環境の変化に応じて臨機応変が求められます。また、会社法の手続
きを踏まないと譲渡自体が無効になります。複数の専門家のアドバイスを参考にして
長期計画で最適な資本構成をめざし取り組むことをお勧めします。

経営承継成功事例(はじめに)

経営承継成功事例集掲載の目的

 経営承継事業部は、平成19年12月発足以来、円滑な経営承継に向けての成功の秘訣
を研究し、コンサルティングやセミナー、執筆を通して研鑽を重ねてきました。

 発足当初は、事業承継事業部の名称でスタートしましたが、現在は経営承継事業部
に名称を変更しています。その理由は、事業承継には資産の承継(財産の相続)と経
営権の承継がありますが、一般的に軽んじられている経営権承継の重要性を世に訴え
ることにあります。

 研究の成果は、セミナー用のパワーポイント資料として、「事業承継実践セミナー」
(110シート)、「これで万全!経営承継・虎の巻」(240シート)、「円滑な経
営承継のための経営革新(150シート)、税理士向け月刊専門誌「税理」(ぎょうせ
い社刊)への24ヶ月連載(4ページ×24ヶ月、96ページ)などがあります。

 これらの研究成果を活かして、個別企業のニーズに合わせたコンサルティングや、団
体様への出張セミナー、当事業部主催の集合セミナーなどを開催しています。

 今回の企画は、経営承継に成功をおさめた企業様を訪問し、経営承継時に行なった
「社長就任の準備」、「経営戦略」、「人事・労務」、「設備投資」、「マネジメント
システムの構築」、「経営承継時の苦労話」や「経営承継成功の秘訣・アドバイス」な
どをお伺いして掲載いたします。

 経営承継は、100社100様ですが、その中から自社に役立つヒントを見出していただけ
れば、所期の目的は達成されたことになります。今後にご期待下さい。

経営承継事業部 一同

経営承継成功事例(第1回)

企業名     小原歯車工業株式会社
面談者     代表取締役社長 小原 敏治様
面談日時  2012年 8 月 3 日
経営承継事業部担当者     長谷川 勇

ヒアリング項目
1.現社長の経歴 
    社長歴  12 年(社長就任 2001 年 8 月 当社 4 代目)
        前社長との関係: 長兄
    社長就任までの職歴
         社外: アメリカの得意先で約1年間研修
         社内: 大阪営業所勤務 2年間
             製造部 生産管理課勤務 4年間
             営業本部長 5年間 (取締役)
             常務取締役 3年間
     
2.経営承継時(承継後)に新たに取り組んだこと

      社長就任の準備
        実施項目:
        ・創業者の初孫としてかわいがられて育てられ、自然に後継者を意識し
         て成長した。
        ・社長の誕生日に創業者がなくなられ、創業者の生まれ変わりを意識し、
           後継者としての運命を自覚した。
        ・大学卒業後、1年間イギリスに語学留学をして、国際感覚を磨いた。
        ・入社後、アメリカの得意先で1年間海外研修をして、海外業務にも
      従事し、国際ビジネスマンとして磨きをかけた。
        ・帰国後、大阪営業所、生産管理課、営業本部長、常務取締役と社内
           の主要業務を経験した。
        成果:
          グローバル化が真剣に議論される以前に、先を読んで1年間のイギ
           リスへの語学研修や、入社後直ちにアメリカの得意先での海外研修
           に従事することで、その後の海外展開の原動力になった。現在の海
           外取引先は26社に達し、海外売上比率は12%である。平成15年
      に、関東経済産業局より、国際化貢献企業として表彰された。

   経営ビジョン、経営方針
        実施項目:
       代表取締役就任を機に、経営理念と経営方針を策定した。
            経営理念:信頼のマーク 「KHK」
            経営方針:信頼と満足の提供
        KHKグループは、歯車を主体とした物作りとサービスを通じて、
             皆様に信頼と満足を提供し、社会貢献いたします。
        成果:
       経営方針実現の一環として、ISO9001(品質)とISO
            14001を全関連会社で取得し、信頼される品質の製品作りと
             環境影響を配慮した活動を行い、総合技術力の高度化に取組んで
      いる。

   経営戦略
    実施項目:
      「歯車工房」(追加工システム)の稼動。標準歯車を、お客様の要望
      に沿って追加工し完成品としてお届けする受注システムである。設計
      コストの削減とリードタイム短縮を実現した。
    成果:
       145品目、9300種の標準歯車を常時在庫して、注文に応じて追加工
      することで、①約束した日に必ずお届けする、②完成品としてお届
      けする、③すぐ使えるという安心をお届けする をすることで、設計
      コストの削減と製造期間の短縮を実現している。多品種・少量・短
      納期生産システムを確立した。

   人事・労務
    実施項目:
      組織的経営に移行した。外部環境要因は管理不可能要因であるが、
     内部環境要因は企業にとり管理可能要因である。経営方針とポリシー
     を明示することで、各組織は各自コントロールする。
    成果:
      経営者が示した経営方針とポリシーに従った各組織の決定事項を
     尊重することで、各組織は自律的に経営に参画している。

   設備投資
     実施項目:
        社長就任に際して、歯車工房(追加工システム)稼動させ、
       そのための旋盤加工機や穴あけ加工機、キーみぞ加工機を導入
       した。
     成果:
        歯車工房の稼動により、設計コストの削減や製造期間の短縮が
       可能となり、直ぐに使える完成品を約束の納期に必ずお届けする
       仕組みが完成し、当社の強みとなっている。

   マネジメントシステムの構築
     実施項目:
        関連会社全社で、ISO9001(品質)とISO14001(環境)を取得
       している。
     成果:
        ISO9001とISO14001は、統合マネジメントシステムとして運用
       している。マネジメントシステムのための経営方針(信頼と満足
       の提供)ではなく、経営方針を実現するためのシステムづくりと
       してISOを運用し、強い組織づくり活用している。

3.経営承継時(あるいは承継後)に苦労したこと
    苦労した事項:     特に無い。
    
4.経営承継成功の秘訣・アドバイス
   経営承継時の環境は、100社100色であり、成功の秘訣として伝えることは
  ない。よく質問を受けるテーマではあるが、各社は各社の経営環境に応じて
  100様の対応策から、自社の適した方法の選択が求められる。

   後継者として入社し、営業・製造・海外市場開拓などに従事し、現場での
  経験、人と人とのふれあい、研修や勉強会などを通して自身の経営観を築い
  てきた。

   社長就任と同時に、自身の経営観を経営理念と経営方針として打ち出した。
  経営理念である「信頼のマークKHK」は、社会に信頼され社会貢献のでき
  る企業を目指している。「会社は私的なものではなく、社会貢献する義務が
  ある」ことを意味し、企業見学やインターンシップを数多く受入れている。

   経営方針の「信頼と満足の提供」は、コンプライアンス経営と、CS(顧
  客満足)・ES(従業員満足)・SS(社会満足)を意味し、全従業員に定
  着させている。
   「心技体」のうち、「心」を最も重視している。誠意を持って仕事をし、
  製品やサービスを売るに際し、礼儀正しい姿勢を最も大切にしている。

   国際化の時代、海外でのビジネス経験は経営者にとり必須の時代である。
  大学卒業後のイギリスへの1年間の語学研修や、入社直後のアメリカの得意先
  での実務研修は、海外市場開拓成功の基礎になっている。

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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