経営承継事業部

カテゴリー:休憩室

神社仏閣巡りの楽しさ⑥

昨年の新型コロナウイルス感染症の発生・拡大から楽しみな神社仏閣巡りには行けておりません。

仕事の関係で知り合いになった国宝・重要文化財を専門とするプロカメラマンの“伊藤みろ”による奈良県のプロジェクトのオンライン講演を視聴してみました。(真ん中が伊藤氏)

    

日頃はお目にかかれない希少価値の高い作品であり、感動です。

終息後には、リアルな展示会で見てみたいと思う次第です。

奈良県のお酒で、「酒で造った酒」というものがあります。これは、お酒を造る仕込み水の代わりに特に吟味された純米酒を使用したもので、まさに清酒で作った濃醇なお酒です。

味は、甘口のワインという感じで飲みやすいお酒でした。興味のある方は是非お試しください。

早く自由に移動できるように、コロナの終息を祈るばかりです。

 

センチメンタルジャーニー 旧制高校寮歌

 

最近、全く目にしなくなった思い出の記が、「旧制高校生」時代の青春回顧の記事である。旧制高校生として青春を謳歌した世代は、すでにこの世になく新たな記録を目にすることが無くなった。しかし、私の世代は、知らず知らずにその余韻を受けて来た世代である。

今にして思えば、新制高校の社会科の先生は、旧制高校で青春を謳歌した一人ではなかっただろうか。社会科の先生にも関わらず、高校時代の内に読みなさいとの推薦図書は、倉田百三の「愛と認識との出発」や、阿部次郎の「三太郎日記」、西田幾多郎の「善の研究」などであった。旧制高校生の愛読書の三冊である。大学に入学してから読んだが、なぜか興がわかなかった。青春を謳歌した旧制高校の雰囲気の中での愛読書ではなかっただろうか。

大学では、ワンダーフォーゲル部に入会した。山では、テントの中でよく放吟した愛唱歌は、「琵琶湖周航の歌」、「ああ玉杯に花受けて」、「都ぞ弥生」、「北帰行」、「逍遥の歌」などであった。当時は知らなかったが、すべて旧制高校や大学予科の寮歌であることを後日知った。北海道大学出身の先生が、酒が入ると、「都ぞ弥生」を高らかの放吟したことを鮮明に記憶に残っている。

高校時代に、人生を語り合い、哲学を論じ合って教養を高めた旧高校出身者と、暗記物の受験に追われた新制高校生の青春と比べて、どちらが個人の人生や社会にとって有意な青春であったか、先達に聞きたいものである。

地熱発電所


松川地熱発電所                アイスランドスバルトセンギ発電所

中小企業診断士事務所を設けて3月1日に10周年を迎える。中小企業診断士としての企業支援活動が走馬灯のように思い浮かぶ。一方で、開業早々に起きた、東日本大震災と福島原発事故、から新型コロナ感染爆発まで、思いもかけない事態に戸惑うことも多い。

前回の南アフリカの記事では、宇宙の歴史からあまりにも短い人類の歴史を対比したが、SDGsの観点では、そんな人類が地球の持続可能性を脅かしている、短期的に活動しないと、地球環境が崩壊へ進むとの論点が大きい。虎の巻シリーズの連載では、SDGsの中で、主要な論点である電源に関わる内容は触れられないと思うので、簡単にまとめた。

日本の発電量は、2010年 11,484Kwh から 2019年 10,277Kwh と減少している。今年改めて国のエネルギー計画は改訂されるが、過去に捉われない電源構成の変更がなければ、短期的な目標も、中期的な目標も達成は困難である。
2019年では、LNG 37%、石炭 32% 自然エネルギー 18%、原子力 6%
内自然エネルギー2010年  1,091Kwhから 2019 年  1,853Kwhと増加している。
大幅に増加しているのは、太陽光発電で、35Kwhから690Kwhで全体ではまだ小さい
地熱発電は  2010年 26KWwhから 2019年 28Kwhと横ばいだ。

開業後5年目に、昭和41年運転開始の本邦初の地熱発電所、岩手県の松川地熱発電所を訪れた。認可出力23,500kwで、今だ国内6位の出力を誇っている(規模拡大が進んでいない)現在の1位は九重町の八丁原発電所112,000kw、2位は雫石町の葛根田発電所80,000kw、    3位は柳津町の西山発電所、以下 鹿角町澄川発電所、霧島市大霧発電所と続く。
資源量が豊富な日本で広がらないのは、地熱源の成分が配管に詰まりやすいことにある。松川発電所が生き残ってきた歴史は、金融機関からの借入を何度も踏み倒してきたことと繋がる。次のステップに行くには、革新的技術革新が必須である。

世界に目を向けると、石炭 38%、天然ガス 23%、自然エネルギー 22%、原子力 10%と石炭利用が多い。地熱は0.3%とマイナーである。地熱発電最大発電国はアメリカであるが、自然エネルギー内のシェアは少ない。アイスランドでは、水力70%、地熱30%と大きなシェアがあるが、絶対量は少ない。
1年前に、アイスランドを訪ねたが、地産地消の発電として、各地に地熱発電所があり、併設して365日利用可能な温水プールが設置されている。有名な露天風呂も各地に散在しているので、コロナ禍明けに是非オーロラ・氷河と合わせて見学を。

北三陸久慈一人街歩き

震災から3年程たった頃、北三陸は久慈市内の小学校をめぐり歩く。

 

岩手県北東部にあり、海岸近くから山間まで広く点在して30か所以上あります。

ここを訪れるには、東北新幹線を二戸で下車し、レンタカーで山越えとなり、冬場は結構きつい。

仕事で訪れる合間に小学校周辺を一人街歩きすると、その街の顔が見えてきます。

生まれ故郷大阪には、繁華街のど真ん中に小学校あったりしますが、こちらはどこもゆったりと、のどかです。

震災で不自由している学校もありますが、みんな笑顔、癒されます。

 

ある時、機会をいただき太陽光発電の講師をすることに。

この小学校で一番電気を使っている場所は?の質問に、職員室との答え。惜しい!正解は体育館。え~。こんな感じのやり取りが。

 

この土地ならではの強い風、やませを受けながら小袖小学校を後にし、

急こう配の細道を海に向かうと、小袖海岸です。

 

北限の海女の街は、NHK朝ドラの登りが上がるも、意外とひっそりしています。

本来なら最盛期なのでしょうが、まだ、営業できずにいるようです。

 

その街歩きで見つけたこの記念碑、なんとなくうれしくて写真に収めました。

 

今年の流行語大賞は、密ですが、この年は、これだったんですね。

 

「工場直送便」

以前からあったようなのですが、湖池屋の工場直送便「ポテトチップス」を買ってみました。

これは完全予約販売で、湖池屋の直販サイトでのみ購入できるものです。工場の製造予定時期を示し、製造後に即発送するもので、“出来立てポテトチップス”として好評を得ているようです。

市販のポテトチップとは違い、使用している油が違うようで、素材の味・風味、さらっと感があり、一気に食べられます。トッピング用に枕崎産鰹節と有明産焼き海苔がついており、電子レンジで30秒ほど過熱して、トッピングをかけて食べてみると。これが“美味い”、こんな食べ方もあるのかと感心してしまいました。

 

 

ネットを活用したメーカーならでは“マーケティング”といえるでしょう。(工場の稼働状況を勘案した予約システム、市販品との差別化、食べ方の提案等の創意工夫がなされた仕組み)

 

皆さんも是非食してみてはいかがでしょうか。

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