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執筆者:長谷川 勇

「税理」1月号の働きがい改革・虎の巻「なぜ 今 働きがい改革か」のご案内

令和5年の12か月連載「これで万全!働きがい改革・虎の巻」の1月号「なぜ 今 働きがい改革か」をご案内いたします。
本連載は、株式会社ぎょうせい社発行の税理士向け月刊専門誌「税理」1月号(日本税理士会連合会監修)に掲載されています。

ものごとの本質的な問題を理解するには、他者・他社・他国との違いを把握して、違いの原因を追究することが有効です。従業員の働く意欲の低さをとっても、何と比較しての低さととらえるかによって対策が異なります。働きがいのような「意欲」の心理的な機微なテーマの場合、客観的な比較データが説得力を増します。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)

内容要旨
Ⅰ.日本は一人負けの国際比較
1.仕事のやりがいG7諸国との比較
2.管理職志向・出世意欲が低い日本人
3.現在の勤務先で継続して働きたくない

Ⅱ.働き方改革と働きがい
1.働き方改革実行計画の背景
2.働き方改革実行計画の9つのテーマ
3.働き方改革と働きがい改革
4.下がり続ける仕事のやりがい
5.従業員エンゲージメント国際比較
6.仕事のやりがいなぜ低い
7.今なぜ働きがい改革なのか

詳細は↓をクリックしてください。
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「税理」12月号のポストコロナ経営・虎の巻「経営計画の共有が新事業成功のカギ」のご案内

令和4年の12か月連載「これで万全!ポストコロナ経営・虎の巻」の12月号「経営計画の共有が新事業成功のカギ」をご案内いたします。

コロナ禍で、情報システムの遅れが顕在化し、テレワークの導入で人事システムの刷新が求められています。人材投資によりリスキリングを積極化しますが、対応できない人材の処遇など問題は山積です。パラダイム転換を図り、ステークホルダーとの人心を再統合するためにも、経営陣の下で経営計画を策定する必要があります。

掲載項目は、下記の通りです。掲載誌は、株式会社ぎょうせい発行の税理士向けの月刊専門誌「税理」12月号(日本税理士会連合会監修)です。
(執筆者 経営承継事業部 中小企業診断士 長谷川 勇)

内容要旨
1. 経営理念の再認識
2. 経営戦略は経営理念と軌を一にする
3. 経営計画は経営戦略を現実化する
4. 経営者はグランドデザインを構想する
5. 管理者は自部門の役割を明確にする
6. 従業員は従業員の視点で行動計画をブラッシュアップする
7. 経営計画をリーダーシップ確立の機会にする
7-1 後継者
7-2 経営幹部
7-3 新事業責任者
7-4 従業員
8. 他社の成功事例・失敗事例に学ぶ
9. 経営計画成功の条件
9-1 ステークホルダー資本主義の理解・実践
9-2 経営計画は毎期更新する
10.彼を知り、己を知れば、百戦危うからず

詳細は下記をクリックしてください。

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センチメンタルジャーニー(5) クラウゼビィッツ著「戦争論」

昼食の時、たまたまテレビのスウィッチを入れたら、昔なつかしいオードリー・ヘプバーンが現れた。5分程見て昔見たトルストイ原作「戦争と平和」と気づいた。貴族・住民は、食料を持ち出し、住宅に火を放ち地方へと避難した。モスクワに迫ったナポレオンは、「兵士よ!あれがモスクワの火だ」と鼓舞したか否かは不明であるが、入城したモスクワ市街は焼け落ち住むところなく、食料もない。冬将軍の到来で戦わずして、ナポレオン軍は雪の原野の敗残兵となりフランスに逃げ帰った。
プロイセン王国(現在のドイツ)の兵士クラウゼヴィッツは、ナポレオン戦争に参戦し、戦後は陸軍大学の校長を務めながら、「戦争論」を執筆した。当時は、騎士同士の戦いから国民国家同士の戦いへの移行する混乱期にあり、戦略論の理論化に価値があった。西のクラウゼヴィッツと比較される東の戦術家「孫子」も春秋時代後期の戦乱期に活躍した。
読んだ本は,岩波文庫全3冊(篠田秀雄訳 上中下1232ページ)の大作である。特に印象の残った内容は、撤退戦略である。撤退は恥であるとして無理をして損害を大きくした日本軍の戦術に対し、戦争論では戦線を縮小し兵站を強靭にして兵力を集中させることで反抗力を強化する戦略であると喝破した。
孫氏の兵法と同じように、クラウゼヴィッツの戦争論も経営戦略・経営戦術に大きな示唆を与える著書である。
戦場は不確実であり、現場の司令官の即断・即決力が求められる。⇒VUCAの時代、稟議で時間を浪費する日本企業は海外の経営者をいらいらさせる。
戦場は、不確定要素「戦場の霧」で覆われており、作戦計画の達成の障害や脅威となる「戦場の摩擦」が生じ、司令官は霧の迅速・的確な把握力、決断力が求められる。⇒経営者は、市場環境の変化の「的確・迅速な把握力」と大胆な対策の「決断能力」が要求される。
クラウゼヴィッツの戦争論は、経営者に経営戦略の実行に重い示唆を与える書である。

「税理」9月号 「レンタルスペース業のモデル利益計画」 のご案内

税理士向け専門月刊誌「税理」(ぎょうせい刊)では、実務向けの連載として、「利益計画」が長きに亘り連載されております。

取り上げられる業種は、製造業から卸売業・小売業そしてサービス業と多岐に渡り、業界動向の把握や経営計画策定のポイントを示しており、読者である税理士の先生からの好評を得ているとのことです。

今回はレンタルスペース業を取り上げています。
レンタルスペースは、地方自治体や自治会が地元住民へのサービスの一環として、無料や格安で提供されてきました。
しかし、利用者のニーズの多様化・高度化と、シェアリングエコノミーの発想の進展により、空間活用ビジネスとしてレンタルスペース業が発達しています。

 業界の概要
 モデル企業の概要
1.A社の概要
2.A社の遠隔
3.外部環境の変化(PEST分析)
4.5F分析
5.戦略の方向性
6.レンタルスペース事業内容
7.レンタルスペース事業の利益計画の改善
(執筆者:中小企業診断士 長谷川 勇)

 詳細はをクリックして下さい。本文をご覧いただけます。
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センチメンタルジャーニー(4)ゲーテ作「ファウスト」

      

人生に大きな影響をもたらした1冊が、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ原作の「ファウスト」である。当時の大学の主要3学部である法学、医学、神学をすべて修めた大学者であるファウストは、現状に満足せず自分の魂と引き換えに悪魔メフィスト(メフィストフェレス)と契約して、魔力を借りて人生を謳歌しようとする。象牙の塔を出たファウストは、メフィストを伴って旅に出る。自分の魂と引き換えに、地上で大いなる快楽を得られるようにメフィストが手配する契約をむすぶ。旅立ちの初めに、悪魔の厨(厨房)に行き、魔女が調合する霊薬を飲み若返る。
若返ったファウストは、穢れを知らない若きグレートヒェンに出会い、近づく二人に反対する母親と兄を騙して殺害し、罪の意識で混乱し子供をも殺してしまい、殺害の罪で刑に処されてしまう。初めて恋をする喜びを知ったが、グレートヒェンの死により悲劇に終わる。
愛する人を失ったファウストは、魔力を利用して神々の存在したギリシャの世界に向かいます。トロイ戦争の原因となった絶世の美女ヘレーネを生き返らせ結婚し息子を授かり幸福な生活を送る。しかし、息子の死によりヘレーネとの幸せな生活は悲劇に終わる。
悲劇を生んだ因果応報で、霊力に光を奪われ死期が近づく。皇帝から頂いた土地の干拓を進め、美しい領地を領民に分け与え領民に尽くす喜びを感じる。人生で最高の喜びを感じて「時よとまれ! お前は美しい!」と口にして絶命する。人生に満足した時に、魂を悪魔にわたす約束の時が訪れた。
しかし、天上の天使が降りてきて、ファウストの魂を天使の歌声に乗せて天上に運ばれファウストの魂は救われる。
「芸術は長く、人生は短し」と言われますが、私は「芸術家の人生は永く、凡人の人生短し」と読み替えています。芸術家は永遠の課題に挑戦し続け、「時よとまれ!お前は美しい!」と叫べる自分の作品に出合える時に恵まれるのだろうか? 凡人の自分においておや?

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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