経営承継事業部

カテゴリー:休憩室

世界遺産巡り⑥ アユタヤ

世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され,過去から引き継がれた貴重な資産」と定義され、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類があります。

今回はタイ王国にある世界文化遺産「アユタヤ」を紹介します。

タイ王国は日本の1.4倍の国土に約6,600万人が居住する東南アジアの中心に位置する国です。

アユタヤは、首都バンコクから北へ76㎞に位置します。2011年の大洪水で甚大な被害を受けたエリアです。当地の工業団地には日系企業が多く入っており、日本経済にも大きな影響を与えました。

アユタヤは14世紀から約400年続いたアユタヤ王国の首都でした。東南アジアでの貿易で、国際商業都市として繁栄しました。遺跡群は1991年文化遺産として登録されました。

1枚目の写真は、アユタヤの代表的な寺院である「ワット・プラシーサンペット」です。1448年建立の王室専用寺院です。当時は高さ16m・171㎏の黄金仏像が置かれていました。1767年ビルマ軍侵攻に伴い崩壊、現在はRPGのドラゴンクエストに登場する廃墟の街の様な仏塔3基・柱等が遺っています。

2枚目の写真は、木に飲み込まれた仏頭が神秘的な「ワット・プラマハート」です。建設当初は寺院の敷地中央に44mの黄金の仏塔が在りましたが、破壊されてしまいました。写真は、ビルマ軍侵攻の際に切り落とされた仏頭が、自然に木の根に埋もれたものです。

3枚目の写真は、高さ5m、全長28mもの巨大な涅槃仏がある「ワット・ロカヤスター」です。入城した時の仏陀を模したものと言われています。

国際商業都市であったアユタヤは日本との交流も盛んでした。16世紀、御朱印船貿易の日本人が築いた日本人村の跡地も遺っています。敷地内には記念館もあり両国の交流の歴史を知ることが出来ます。

経営承継事業部 平出重浩

 

センチメンタルジャーニー(8)文部省唱歌

我が家の近辺は、市街化区域ではあるが、農地も多く田園都市との表現に当てはまる地域です。農村地域を選んで住居を決めたが(50年前)、小学校・中学校共に1校が2校にと、人口は倍増しました。近隣の農家が、週に4回新鮮な野菜の直売支所を開き、スーパー価格の50%から70%で購入できる、ゆったりとした田園風景が残っています。
夕刻になると、遊んでいる子供に帰宅を促す文部省唱歌が、市役所の放送が流れてきます。昔懐かしい「ふるさと」や「ゆうやけこやけ」などです。放送を聞くと、子供の頃の田舎の思い出がよみがえり、ふと童心に帰りゆったりとした気分になります。
会社勤務時代の友人に、アコーディオニストがおり、老人ホームから声がかかり、ボランティアとして多忙な日々を送っています。当然のことですが、参加者は高齢者ですが、リクエストの多くは文部省唱歌・子供向けの歌です。金属音でない柔らかいアコーディオンから紡ぎだされる音色に浸る満足感を与えています。
なぜ、文部省唱歌は、世代を超えて人気なのでしょうか。心静かに、自然と向き合い、過去と向き合い、故郷と向き合い、心と向き合う抒情的な歌曲が多いからでしょうか?心の爆発と表現されるような最近の曲と異なるロングテールな曲が多いのが文部省唱歌の特徴と言えるでしょう。

埼玉紅葉巡り

 

 

埼玉で、桜はニュースになるが、紅葉は時期が分からない。
今年は、大宮第三公園の紅葉を何枚か拾ってみた。

もともと見沼の田圃だったところを、埼玉県の花博会場にし、
跡地一帯が緑地になっている。
園内には、沼地も多く、野鳥や水鳥の観察地になっている。
一時期、この季節にカワセミの写真が多く投稿されたが、
最近は来なくなったか、サギや🦆はまだ泳いでいる。

周辺の様子も変わって、宗教施設の集会も少なくなり、
自動車教習所は、高齢者専用のメニューになっている。
紅葉マークが似つかわしい?
芝生の広場は、今も子供たちの歓声が響く。

寒い公園を散歩するのも楽しいですよ。

世界遺産巡り⑤ 屋久島

世界遺産とは「地球の生成と人類の歴史によって生み出され,過去から引き継がれた貴重な資産」と定義され、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3種類があります。

今回は鹿児島県にある世界自然遺産「屋久島」を紹介します。

屋久島は九州大隅半島から南60㎞に位置し、巨大な花崗岩からなる周囲130㎞の島です。九州最高峰の宮之浦岳をはじめ高山が連なり、9割を森林が占めます。小規模の島に急峻な標高差がある地形であるうえ、樹齢数千年の屋久杉が生育する自然景観と生態系が認められて、1993年に日本初の世界自然遺産に登録されました。

屋久杉のなかでも有名なのが推定樹齢は2000年代から7200年といわれる「縄文杉」(写真の1枚目)です。但し縄文杉があるから自然遺産となったわけではなく、自然遺産のエリアに縄文杉があったということでした。縄文杉を観に行くには、朝6時に登山口を出発し夕方5時に戻るという中々ハードな登山をする必要がありますが、登山路も所々見どころ満載です。登山にはツアーガイドと行くのがお勧めです。

2枚目の写真は、映画もののけ姫のモデルになったと言われる「白谷雲水峡」です。屋久島には日本で見られる約1800種の苔のうち、600種以上があるといわれています。この白谷雲水峡の登山コースは、往路終点である素晴らしい眺望の太鼓岩を5、6時間程度で往復します。

3枚目の写真は、日本の滝100選に選ばれている落差88mを誇る「大川(おうこ)の滝」です。屋久島の標高差を象徴するような豪快な滝です。

私が訪れたのは8月で滞在した4日間に雨は一度も降りませんでしたが、これは珍しい事らしく、亜熱帯気候で「ひと月に35日雨が降る」と言われるほど雨量の多い島です。

もう一度行きたくなる素晴らしい大自然の島でした。

経営承継事業部 平出重浩

センチメンタルジャーニー(7)「頭のリズム体操」

  

神戸勤務時代、レコード店にレジスターを販売した営業の紹介で、10%割引でレコードを購入できた。LP盤2000円の時代、毎月給料日にレコード店を訪問し、クラシック音楽のLP2枚を購入した。月々4000円の出費は新入社員の給料としては大きな出費であったが、徐々に手持ちのレコードが増えるのが楽しみでもあった。

神戸時代は、会社から三宮駅に帰る途中に神戸会館があり、当時流行の「労音」に加入して、朝比奈隆指揮の大阪フィルのクラシック音楽を楽しんでいた。と言うより、仕事帰りの疲れた神経を、心地よい音色が睡眠を誘い、終了の拍手で目を覚ますことも多かったように記憶している。

その後、福岡転勤となり演奏会場とは縁が遠きなり、魚のおいしい福岡では会社の同僚との夜の酒を楽しむ機会が多かった。飲み代が安くおいしく魚を満喫した。普段の給料に加えて転勤手当てが加わり、お金に余裕があった。会社の同僚に加えて、学生時代の山歩きの友人との再会、米軍基地のアメリカ人の友人との交友など、人生を最も楽しんだ時代で、レコードを楽しむ機会が少なくなった。

東京転勤・定年退職・コンサルタント生活と多忙な生活で、クラシック音楽と縁が遠い生活が続いたが、最近はユーチューブが身近になり、クラシック音楽を楽しませてくれるようになった。昔懐かしいリズミカルなピアノ曲、抒情的なバイオリン曲は、疲れた頭を休ませてくれる頭のリズム体操である。楽しみの復活である。

事業部紹介

経営承継事業部は、円滑な経営承継を実現するための、コンサルティング・セミナー・執筆研究を実践する経営コンサルタントのグループです。
経営承継、円滑な経営承継を実現するための経営革新、後継者に選ばれる企業にするための企業再生などの一体的商品開発により、クライアント満足を優先させることを基本方針として貫いています。

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