ものづくり事業部

成功する企業はベストコストをつくり込む(19)

4.人の知恵にみる標準化

4-8.標準を順守させるには

● 現場の説得には時間をかけて
 かつて筆者が、標準的な『部品材料表のつくり方』のマニュアルを定めたときのことです。これはいわば、つくり方の標準を設定するのですから、作業標準の新規設定でもあるわけです。が、このときの印象では新しい標準を、皆がうまく活用できるようにするために、標準設定のプロセスが大事だと痛感したものです。
 その改定理由は「部材調達の効率化」と、主旨がはっきりしているので、まず『叩き台』になる原案を立てます。この段階は、自分一人だけの作業ですから、原案まではスピーディに運びます。次はその原案をもって、作業標準を使って仕事する実務者に説明して『生の意見』を聞きます。
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成功する企業はベストコストをつくり込む(18)

4.人の知恵にみる標準化

4-6.ロス・アプローチ法をどうする

● 後追い管理のじれったさ
 コストダウン手法として、標準原価管理法がもつ『後追い管理』などの問題点は、ロス・アプローチ法で打開しようとする考え方があります。
 およそコストという奴は、実際値が分かってから「後で取り戻してダウン」することはできません。それはベストコストを追求する立場からいえば、まったくのじれったさを感じます。
 ですからロス・アプローチ法では、まず計画立案段階で徹底して裸原価を追及することになります。裸原価は「本来こうあるべきだ」という『理論的な原価』または理想的な生産を遂行した場合にのみ『達成し得る原価』のことですから、理論原価ともいわれます。
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ものづくり事業部1月次例会のお知らせ

 先の12月13日にお知らせしたように、今月は第3土曜日に『さいたま会館の講演会』があるため、移動が困難で第4土曜日に変更しました。1月26日10:30~12:30 mio事務所第1会議室を確保していますので、ご参集ください。
 課題は
1.上場支援の商品化・・・・渡邉さん  平成24年IPO状況、営業提案書(案)の準備があります。
2.省エネ支援の商品化・・・・柴田さん  2月15日(金)のさいたま総研経営塾・・・ものづくり事業部担当の手配関係確認
  間館さんにも省エネ商品の情報あり
3.メーリングリストの活用法・・・・佐野さん、水口さん、間館さん
4.その他  です。

成功する企業はベストコストをつくり込む(9)

2.コストダウンはインテリジェンス 

2-2.機会原価というコストまでわかる 

● 技法の作動原理を理解する
 およそコストダウン技法の体系は図表2-1のほか、次の図表2-4に示すような科学分野別の切り口で分類できます。どの体系に区分されても、技法や手法はコストダウン活動を「効率的に進める」ためのソフトな道具にすぎません。が、ハードな道具と同様に道具というものは、科学技術が動作原理になっているものです。

 これらのコストダウン技法は、一方で『使い易い』道具もあれば、他方で『難しいだけ』で効率が上がらない道具もあります。それもハードな道具の場合と同じでしょう。
 また道具の使い手は、たとえば「テコの原理でできている」といったように『道具の特性』に科学技術的な原理があることを理解しないと、同じ道具を使ってもうまくいかないものです。

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成功する企業はベストコストをつくり込む(10)

2.コストダウンはインテリジェンス

2-4.工学と心理学のドッキング

● ありえない計算結果
 狭義のコストダウン機能は、ものづくりの現場で製造原価を引き下げることですから、技法の主力が理工学的なテクニックになるのは必然です。図表2―4の工学的技法のジャンルで示しましたが、たとえばOR(Operations Research)などは、どれも数学的な論理展開があって、高度な響きを感じます。

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事業部紹介

ものづくり事業部では単に製造業に限らず第一次産業でも第三次産業でも、人々の生活を豊かにする「ものづくり」機能全般にわたって企業支援をいたします。
「ものづくり」は単に、物財の製造だけを指しているのではありません。私たちは、人々の生活を豊かにし、企業に付加価値をもたらす財貨を産み出す総ての行為こそ「ものづくり」だと捉えているのです。
ものづくりの原点にかえって、それぞれの企業に適した打開策をご相談しながら発見していくご支援には、いささかの自信があります。

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